数年履いていなかった革靴を久々に履く。
AKUのバルトロ?GTX、ちょっとした氷にも対応のオールシーズン山靴。雪の時期や縦走重荷の際に使っていたが、ここんとこのライト&ファスト傾向の山行、雪の時期はテレマーク靴、と出番が無かった。そこで丁度タイミングという事で、足慣らしならぬ靴慣らしとなった。
なんだかんだでこの週末も日曜の午後にやっと遊び時間が出来た。家族には五十公野山へ走りに行くと言いつつ、五頭の魚止めの滝登山口へ向かった。(でも、靴を見られたので山に行く事はバレていたと思う。)
登山口P手前で積雪にてストップ。車を止めて準備。山靴&ロングスパッツの出で立ちも久し振り。赤安山より降りて来た登山者に積雪状況を聞き、上までは行けないなと覚悟。
さて、当初目的の山葵山へ向かうが、沢のへつり道はいやらしい雪の残り方。クラストしたガサガサの雪で足元が悪い。トレースは途中で手前の枝尾根に登っているが、この雪の量で薮尾根をこざいて行く気は僕には無く、そのまま夏道伝いに尾根の取り付きを目指す。が、ますますへつり道の状況が悪く、滑ったら沢へドボン!来年を迎えることが出来ないと思われるのでここで撤退。まぁ、今日は靴慣らしだし。
さて、目的地は赤安山に変更し、登山口を目指し戻る。
さて、赤安山へと登り始める。足元はクラストした雪から、登るにつれ軟らかくなり里に積る湿り雪となってゆく。次第に雰囲気が良くなってきたとこで、タイムリミットの15:00となる。松平山を望みたく、トレースを外すと股まで埋まる。さて、帰るとするか。
履き始めは、テレマーク靴(スカルパT2)と大して変らない硬さと歩き難さ、足も少し痛かったが、下りに掛かる頃にはフィットし本来の動き易さとサポート能力を発揮。もう少し歩きたくなったし、次回はスノーシュー(これも数年使っておらず)も持って来たくなった。
が、しかし、板履きの季節は既に来ているのであった。
さて。。。

0