東北関東大震災並びに原発事故で被災された方々には、我々の想像出来ない心労かと察します。山で知り合った方々の無事の情報が確認されほっとしていますが、原発地元の大熊町の知り合いが何処に避難したのか掴めていません。(携帯番号を無くしてしまったもので。。。)
当市にも避難所が設けられ、原発周辺の方々が避難して来ております。こんな田舎町で良ければと、温かく迎え入れたいです。現状では帰郷の見通しが立たない様ですので、今後何か個人的にでも協力出来る事があればと思います。
我が社の属する業界も、震災の復旧応援体制がようやく確立され、先週末には我が社からも第一班が被災地へ向けて出動した。僕は4月第二週末から第四週末あたりに8日間の出動となりそうである。
なかなか春にならない今年の雪シーズン。ヤマ滑りを楽しむ者にとってはウレシイ限りだが、年度末異動期で2週間休みナシの勤務。復旧応援を終えてからのヤマは春真っ盛りになるだろう。という事で今シーズン最後の冬山として19日に二王子岳に出掛けた。
相変わらず寝坊して予定より1時間強遅れの出発。天気予報は午後から一時雨。
林道から参道に向かう途中の斜面もまだ底雪崩はナシ。神社への参道を進む。
先行者は主のストウさん他3名程。急斜面の登りはスノーシューのトレースから外れて歩くが、雪が重く登り辛い。シールのグリップは良い雪。
やはりスキーシール登行での一王子までは時間がかかる。エネルギー補給後気持ちを切替え進むが雲行きが怪しくなってくる。
1000m過ぎから強風、細かい雪片が顔に当たり痛い。油コボシ手前の窪地に入っても風からは逃げられず。
登行のタイムリミットが近づく。あと1時間弱で山頂だが、頂上小屋付近は雪煙を上げている。丁度下って来たストウさんを待ち、上の状況を聞く。寝坊のせいとして、今日はここまでとする。
下りはガリガリ斜面を過ぎたら春の湿雪。浮かないズレないハマるで苦労する。テレマークターンは出来ず、シュテムやステップでのピボットターンで何とか神社まで降りる。
林道の雪もあまり滑らずゆるゆると南俣集落に到着。車に戻ると小雨が降り出した。
ともあれいつも通り楽しめた。これで冬、春前のヤマは滑り納め。次は復旧応援後という事でザラメの春山滑りに期待。また二王子で、その後は鳥海山に。

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