GWの恒例になった鳥海山のスキー山行。ここ数年はお気楽ルートである大平から笙ヶ岳&外輪山方面、今年も同様の計画。ではあるが残雪の多さと除雪の遅延にてブルーラインは大平山荘までの開通という事であった。
しかし、計画の前日、ブルーラインが積雪により通行止め!との事で、悩んだ挙げ句、湯の台〜滝ノ小屋ルートに変更する。
鳥海スカイライン登り口である放牧地先で車はストップ。路駐場所を確保し、早速インスペクション!登り始める。滝ノ小屋から上はノモケンが入った事があるのみで、初歩きのルートである。大した登りもなく1200m辺りでタイムアップとする。
明日、アタックするルートを検討する。
下りはツリーランで、緩斜面がメインなのでタラタラ滑るがまずは快適。あと少しでテン場という所でテルゾーのビンディングがビス抜け。工具は車に置いてきたので騙し騙し降りる。
早速幕営、スキーの修理(幸いビス穴は破損していなかった)。路上で3人宴会。
間もなく、「春山スキーについて」のアンケートを取っていた新潟大学の研究室パーティーに誘われお邪魔する。色々と御馳走様でした。
翌朝、珍しく全員5時起床。ではあるが出発は結局7時過ぎ。青空に気持ち良く歩き始める。
が、外輪山には雲がかかっている。
昨日のポイントまで上がるとガスに巻かれる。滝ノ小屋に着いたが視界は10m程度、小1時間小屋で休憩するも天気は一向に良くならず。今回はこれで撤退とし、下る。
まぁ、テルゾーパーティーのGW鳥海山はピークハントでなくレジャーなのだから、と言う事で皆納得で終了であった。
ただ、今回の放牧地から滝ノ小屋まで上がるのより、ブルーラインが駒止で通行止めの場合でも大平までシールで上がるほうがイイんでないかい?と次回の検討材料となりました。

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