飯豊、梶川尾根を登り梅花皮小屋まで。下りは丸森尾根で。
登山者カードを投函しに行くと、保全作業に使う麻袋が残っている。が、今日はライト&ファストなので荷上げは勘弁してもらう。7:03に出発。
汗が滴り落ちる中、順調に登行して湯沢峰通過(8:01)。滝見場を過ぎ、目的地の梅花皮小屋を望む。十文字鞍部がちょうど雲の下端で微妙な空模様。
梅花皮大滝を望む。木々も紅葉が始まり、日陰で風通しが良い所は肌寒い位で秋山だなぁーと感じるが、陽が射すと暑くて夏山。
トレランスタイルにつき荷を下ろさず適宜フラスクでエネルギー補給。五郎清水も止らず通過するが、やはり2時間を越えると足が重くなりガクッとペースが落ちる。なので稜線でトレランという気は失せてくる。
もう少して急な登りは終わる。トットバノ頭の巻き道も足元の土がえぐられて、すっかり道になってきた。
梶川峰通過(9:25)。稜線はガスで望めず、風も冷たくなってきた。草紅葉が始まっている。
扇ノ地紙手前、去年の保全作業で施行した緑化ネットの様子を確認する。
うん。いい感じで育ってる。効果あり。
扇ノ地紙到着9:58。足元に綺麗な蝶が。
北の稜線、地神山を望む。眺望はガスであまりナシ。梅花皮小屋まで行くかどうするか、帰りは予定通り丸森尾根を下るか、少し迷いが出てきた。
さて、ひとまず稜線を進み門内小屋で小休止。短パンを履き、長袖シャツを着る。と、落ち着き、梅花皮小屋へと向かう気になる。
視界の利かない中、北股岳山頂に着くと登山者が。ん?何処かで見た事のある顔。「それゆけとーちゃん」小国山岳会の竹田さんだ。
http://ogunimachimontefuan.blog47.fc2.com/
梅花皮小屋の小屋番との事ですごい出世です。保全作業でお世話になる旨を挨拶し、お先に小屋に向けて下る。
相変わらず冷たくたっぷりの治二清水で給水、北股へ向けて踵を返す(11:41)。振り返ると烏帽子岳まですっきりと見えた。
すぐに竹田さんとスライド。また宜しくです。
北股山頂は相変わらずガスガス。
北股から門内への下り。ちょっと走り出してみる。
門内小屋を通り過ぎようとしたら、管理人室から下越山岳会の渋谷さんが出掛けるところだった、昨晩の泊りは4名のみだったとの事。ガスの中進むと、胎内山の先で「とーちゃん」の「かーちゃん」に再び会う。丁度ガスが切れ、景色を楽しめた。少し話しをして丸森尾根下りに決定とする。また少し走りながら地神山を越える。
丸森尾根分岐の北峰までもうすぐ。
さて下り。丸森尾根上部のガレ場は走れる訳無いので慎重に歩く。何となく斜面を見ると、ん?地震か豪雨で崩れたのか?と思われる様な場所が。
やはり飯豊の下りはキツい。トレランスタイルの軽荷でも足にくる。尾根下部の岩尾根の急坂では気が抜けないので、力を温存しておかなければと急ぐ気持ちを抑え歩く。文覚沢の大滝を見下ろし立ち止まる。
運良く陽射しに炙られずに天狗平へ降り立つ(15:28)。軽荷でも下りの時間はあまり変わらず、飯豊の尾根下りの厳しさを再確認。帰り支度をしていたら「あがの流れのように」ハタノさん
http://iide.fan.coocan.jp/に声を掛けられる。とこかですれ違いしたみたい。(多分、門内小屋でハタノさん休憩中)
月末は保全作業の手伝いだ。久々の重荷だが身体は覚えているハズ。天気に恵まれます様に。

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