この週末は「妙高方面へ行く」と公言していたのだが。。。。。新潟県の上越地方は雪降り過ぎ。高速道路もいつもより時間がかかりそう。そして、おそらく底なしラッセルは不可避、下りもある程度の斜度以下はラッセル下り必須であろうと推測。そこで、反対に今年は今のところ小雪傾向の裏磐梯吾妻方面、毎年行っているグランデコから西大巓のお気軽ツアーに傾いてきた。金曜日朝の凸HPによると、新雪30cm増との事で決定とした。
こちらは渋滞やペースカーもなくスキー場着。ゴンドラに太板を持ち込んでしまい、同乗者の方に迷惑を掛けてしまった。一般スキーヤーやボーダーからは白い目で見られ、声も掛けてもらえず。またそれも面白いのではある。
リフトに乗り継いでスキー場トップ着。雪はたっぷりだがトレースなし。ラッセルは覚悟とシールを貼り準備をしていると熟年山スキーとスノーシューの混成パーティが上がって来た。当然ながら「ラッセル宜しくね!」と言われる。
さて突入。
深い。。。底なし。。。まぁ雪は軽いので滑りに期待しながら進むと、今日のものと思われるスノーシューのトレースに合流する。ラッキーと思う間もなくすぐに追いつく。ボードの方だが腰まで埋まり難儀している脇を「トレース有難う。お先に!」とスルー。
ファット板を履いて来たのだが、深い。
幸い、ラッセルは調子良く、後続パーティに追いつかれる事無く独走。しかしながら、膝〜股まで埋まる。積雪量そのものは少ないのだろうが、気温が低めで雪の締る事がここしばらくなかったのだろう。
上がるにつれ、雪の密度が増し重くなってくる。この山は風が強いので、細かい雪が叩く様に積ったからなのか?傾斜も上がって来てペースが落ちる。登り始めて45分程、1750m位で先程のパーティーに追いつかれようやくラッセル交代(スノーシュー組は雪の深さに早々リタイヤしたとの事)。しかし、申し訳ないが遅い。。。身体が冷えてきそう。。。ようやく1ローテーションして再びトップへ立ち進む。と、間もなくここまでとの事でお別れ。
再び気ままな独りラッセル。タイムリミットを13時として登り続ける。上空は雪雲が薄くなり明るくなってきたが、次第に風は強くなる。
で、時間だ。1850mあたり。あと100mも登れば無木立斜面があるし、1時間も登れば頂上なのは分かるが、ここから上は風が強くなり厳しい状況なので素直にシールを剥ぎにかかる。
今日の状態ではこれで御の字。いよいよ滑りにかかる。それにしてもこの山は、針葉樹の密度がこの3分の1だったらなぁ〜といつも思う。
んが。スキーが進まない。この辺の斜度では直滑降してもズモズモと雪が膝にまとわりつき進まず。進まないのでファット板でもトップが浮いて来ない。斜度のある部分で直滑降&超ゆるゆるターン→斜度の緩んだ所で停止→ラッセル→斜度が出て来たら直滑降&、の繰り返し。おそらくロッカー板でも浮かず滑れない状況だろう。
結局まともに滑れず終了。しかし、これだけの新雪深雪の中で遊べたのでまずは満足の一日ではあった。
思えば昨年の妙高、神奈山の藤巻尾根も近い状況だった。雪が降り積もり続き、地元の人でもヤマに入らない日は滑りも楽しめないと言う事だ。雪が多すぎるものナンだな。
う〜ん。次の行動は、、、と悩む状況。

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