冬本番、ヤマの積雪量も充分になった様だ。
ただ今年はまだ初滑りをしていない。いつもは近くのスキー場で半日程度遊ぶのだが、ここまで来ると面倒臭くなっていた。お金もかかるし。
で、正月休みに行って来た五頭の三ノ峰尾根上部のブナ林パウダー↓を滑ろうと出掛けた。
五頭でスキー場跡地以外を滑ろうなんて変人だ。でも、昨年早春ダメもとで滑ってみた感触は、teruzo的には充分フィールドになるので、厳冬期の雪の軽さならなお楽しいと考えていた。
駐車場着3番目。スキーにシールを貼り出発。前日から10cm弱の新積雪で上部のパウダーに期待がふくらみつつ歩く。三ノ峰尾根取り付きでスキーを脱ぎザックに取付けて登り本番。
思ったより道が踏まれていて、テレ靴ではスリップしやすくキツい登りが続く。適度にステップをズラして足を置く様に心がけ、調子がまずまずとなるも、今度は頭上の木々の枝と背負っているスキーが喧嘩をして、頭上から雪を被る事数知れず、中腰歩きも辛くなる。が、2〜3の辛抱で目的のブナ林。登りながら下りのラインに想像を膨らます。
間もなく三ノ峰頂上に到着。気持ちイイ〜!
二ノ峰〜一ノ峰。行きたくなったが今日は初滑りだ、自重して目的地のブナ林に向かおう。
松平山が輝いてキレイ。さて、行きますか。
ホホ〜ィ!これが五頭?って位、気持ちのイイ雪。今シーズン初滑りしかも初ヤマ滑りでいいの?と、僅かではあるがブナ林のパウダーランを楽しむ。(写真を撮れば良かったなぁ)
長助清水あたりまでは雪が軽く、薮抜け滑りではあるがまずまずで下れたが、標高500mを切ると生コン雪になり辛い。薮も濃くなり、知恵?比べ辛抱滑り。どんぐりの森へ下る急斜面に入って2回程大ゴケ。
無事にどんぐりの森に滑り込む。厳冬期の三ノ峰尾根はやはり滑れることが改めて分かった。もう一つ、柔らかめのミッドファット板は低山湿雪の薮抜け滑りで有効な事を再確認。ボレー・カーボンサーフは二王子&五頭の厳冬期用に決定。
自宅から30分で取り付く事が出来、半日で帰って来れるヤマで初滑りでした。

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