土曜日は好天ではあったが「家庭の日」として過ごし、天気予報の怪しい日曜日の朝(今日は夕方から宿直勤務。。。)に五頭の三ノ峰銀座尾根を登る。もっとも、土曜日の登山者でトレースが踏み固められ、走れる事を期待していたのだ。
今日は、前一ノ峰まで行きたいので、念の為「スノーラン」をザックにくくり着けて出発。(6:45頃)
どんぐりの森まではトコトコと軽く走る。暖かい風と冷たい風が交互に吹いて、夏の雪渓を登っている感じ。
さて三ノ尾根は取り付きから階段道上限あたりまで、所々夏道が出ていて、雪も薄く歩き辛い。そこからも、一見雪が踏み固められている様な跡でも時々「ズボリ」となる。傾斜が緩くなり「走るか!」と足を踏み出すも、20歩以内に一回は「ズボリ」で先が続かない。
風が強くなってきた。嵐の前に菱ヶ岳を眺めておこう。
走るのは諦め、急歩不休で進み続ける。1月に滑ったブナ林にはいると間もなく三ノ峰。
1時間4分で三ノ峰を通過、スノーシューを履くかどうか迷ったが取り付けの時間があれば、と休まず前一ノ峰へ向かう。踏み跡は少なくなりさらにズボリとなり、時々手を着く程。ではあるが、10分で前一ノ峰に到着。
風が強く、よろめきそう。幸いそう寒くはない。菱への縦走路を眺めて帰路につく。(8:00頃)
三ノ峰に戻ると、ミゾレが降ってきた。尾根を下り始めて、ふと気付くとガスで視界が無くなり、今日はタイミングが良かったな、と感謝?
登りのイメージよりも下りは多少小走りに動けたので、途中でコメリの簡易スパイクを装着。霧の中の森を気持ち良く下って行く。
どんぐりの森に近づくと、夏道ミックスで階段や石があり、雪も薄いので慎重に歩いて下る。スパイクを外して駐車場までは真面目にラン。片付けをして車に乗り込むと、バラバラと雨が音を立てて降ってきた。
これがコメリの簡易スパイク。僕の冬道ラン(三ノ峰尾根)スタイルには丁度良い。
三ノ峰尾根は雪の締まり具合がもう少し、という感じではあるが、これからは雪が少なくなって夏道が増え、踏み抜きする事も多くなるのでスノートレランシーズンは終り、、、、、
次回の五頭は山開き以降のグリーンシーズンかな?

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