このブログタイトルの通り、僕はスキーをする。テレマークスキーだ。しかもゲレンデではなく山を滑るのが好き、と言うかゲレンデ(スキー場)は初滑りの足慣らし程度しか滑らない。(リフトを使ってアクセスする山へ行く時は滑りますが、、、)
そもそも、残雪期の登山をするにあたって何か人と違う事をしたいと思ってた時にテレマークスキーに出会った。それ以前は普通のスキーをした事もなかったのだが、あくまでも「山へ行く道具」としてスキーを履き始めた。
道具を揃えた次のシーズン。スキー場でもまともに滑れないのに、地元の二王子岳へ向かった。滑り降りれなくとも、新しい山の楽しみ方を得て、楽しくて仕方なかった。そしてこの遊びにハマってしまった。
僕にとってスキーは「山に入る道具」なのだ。それは「山スキー」なのだ!
たとえ、
登りの苦労>滑りの楽しさ、であっても良いのだ。
ここで、近年。つい最近はニュースで聞く様になった「バックカントリー」=「バックカントリースキー、スノーボード」だ。本来は、丘陵地や里山のその奥にそびえる山々の事を指すが、日本ではゲレンデ以外の自然の中でのスキーやボードなどのウィンタースポーツ(フィールド)をそう呼んでいる。
→ここからは私見になります。
僕がテレマークスキーを始めた20数年前にも「バックカントリースキー」は言葉としてあったが、今程使われてなく、僕自身もアメリカンでチャラい気がして使わなかった。
また、近年は「パウダー」ばやりである。新雪深雪こそが正義でカッコいいとばかりに、雑誌などで取り上げられていて、スキー場トップからアクセス出来るフィールドが人気となっている。中には「パウダー」しか滑らないと言う強者?も居る程だ。(春山を滑った事がナイ!とか)
彼らは、当然登山経験者も居るが、「パウダースキー」の為だけに、この時期だけに山へ入ると言う強者も多い。ハイキングすらした事もない輩も!
これが僕にとっては心配だし納得がいかない。快楽追求で良いのかっ!
メンド臭くなってきたので、僕の言いたい事は下記の通り。
「バックカントリー」を本当に楽しみたいのなら、まず最低一年間「登山」を経験して欲しい。しかも慣れたら是非単独行を!
リフトアクセス出来る人気の山=滑り易い山ばかりでなく、滑り難い山、登りの辛い山で経験を積んで欲しい。
「バックカントリー」はスキー場ではありません。あくまでも「山」です。そこで滑る事は「スキーやスノーボード」ではありません「冬山登山」行為と同等なのです。レジャーではないのです。
皆さん、しっかりと認識して、自分で納得する技術を身に付けて、雪山遊びを楽しみましょう〜!(*゚▽゚)ノ
(蛇足:「トレイルランニング」についても僕は同様の見解を持っています。)

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