先週は妙高へ遠征したので、この週末は大人しく過ごしました。
まずは土曜日。仕事だったけど、早朝ラン6km&帰宅ラン6km、と身体を動かせた。
日曜日。そうだ!そろそろトレラン始動と公言していたので、お手軽冬山の五頭は三ノ峰尾根を走ろうと出掛ける。
6時半にウチを出発するが、雨が降りだす。オイオイどうするよ〜と車を走らせて、駐車場着。細かい雪が降り、風もある。仕方なくハードシェルを着る。
今日はトレランだ、軽く走り出す。トレースは硬く、走るのには問題ないが一応スノーシューをザックにくくり付けてある。ちょっとした負荷トレにもなるかな?
三ノ峰尾根の取り付きは、夏道が所々出ている。もうすぐ春がくる事を実感。道は良く踏まれていて、トレラン靴ではステップを作れない硬さのうえ、新雪でくるぶし位まで埋ることもあるがスリップする事なく快調に登る。もちろん、緩い所では小走りに。
いつも思うのだが、この程度の雪道でも出歯のある10〜12本爪アイゼンを装着して登っている方を見掛けるが、?と思う。僕らが登山を習った頃は、こんな程度の雪道を登るにあたってはキックステップが基本で、雪面の凹凸を利用しつつ登り、ステップが切れない様な硬雪になればピッケルでのカッティングで足場を作りながら登る。アイゼンは氷に近い雪面を登り歩きする場合に使う道具という感覚なのだが。五頭や二王子程度の冬から春において、アイゼンに最初から頼る事は、登山スキルの向上を自ら断っている事になるのでは?と感じてしまう。
天気予報からは穏やかな天気を期待していたのだが、予想したよりもかなり風が強く、雪片が吹き付けて顔が痛いのでフードを被る。幸い、今日のウェアレイヤリングが当たったので、ハイピッチでの登りでも汗が流れる事なく進める。
山頂下のブナ林の登りで先行者を抜くと今日のトップとなった。ガスで視界は20m弱位。風と降雪でトレースははっきりしないが、良く来る道ではあるので自信を持って進めた。三ノ峰の標柱に辿り着くと小屋もすぐだ。
到着〜駐車場から57分。今日は前一ノ峰まで行く予定であったのだが、このガスとトレースなしにつき諦めた。(山用のGPSも持ってこなかったし)
さらに、三ノ峰避難小屋でスパイクを着けようかな〜と思って小屋の入口へ下がると、、、
(写真では分かり辛いですが)入口に雪が吹き溜まって埋没、、、スコップは持って来なかったし、小屋のスノーダンプも埋没していて掘り起こす気にならず。。。凍り付く様な寒さでないし、ここでスパイクを装着してさっさと下りよう、と切替える。ここでカメラが動かなくなる。
下りは飛ばすつもりで来たのだが、雪の硬さで足運びが慎重にならざるを得ない。それでも小走りに下ることを心がけて進む。天気も穏やかになった。(中盤、懐で暖めていたカメラ復活〜)
駐車場へ戻り32分。車での帰路、山頂部のガスは消えていた、、まぁ、イイや。
まずはお手軽な山でスノートレラン完了。これから山で滑るだけでなく走る事も考えてゆく時期になって来たな〜と言うトコロ。
村杉の市場で野菜を購入。休日の家庭生活に問題のない時刻、10時前に帰宅。

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