冬の山遊びの真髄!雪洞泊山行、
漢の冬山。
しっかりとした今年の冬もここまで、といった感じの日に出発。
惜しくも日帰りメンバー1名を入れての4人パーティー。
スキー2名、ボード1名、スノーシュー1名の男組。山に相対しながら一歩一歩進む。
今回は雪洞泊りが目的なので、急がず欲張らずの気持ち。
とはいうものの結局じんわりと汗をかき、デポ荷物に会うため一王子小屋へ。
2階の入口がすっぽりと、、、
泊り荷物に衣替えし、黙々と一行。。。
独標着。積雪5.5m、、、近年にない十分な積雪、何処でも掘れる。
先行トレースもここまで。視界も良くないし、予定地の下ノ鴨池の上へ登らずとも充分な雪洞が掘れそう。
との判断で、独標先で適地を選定する事としよう。
ヨシ!ここにしよう。
掘削開始!
背丈プラスの深さに斜面を切り、いよいよ入口にスノーソーで当りをつける。
ここが出入り口になるよ〜
先導孔の掘削。この体制での作業が最も辛い時間。
ブレイクタイム。
掘り進み、室内の拡張作業では思ったより固く締った雪で、、、2時間半弱かけて完成!
さぁて、あとはやる事が限られる。
食べて呑んで、早いおやすみ。でもまだ呑もう。
この世界。
山の、そのものの中に居る。。。
何も無い様に、雪が音も無く降り積もる。
翌朝はゆ〜っくりと起き上がると、降り積もる雪の綺麗な朝。
新たな新雪20〜30cm程
一晩の我が家、穴から這い出る。
せっかくの底なし新雪。板履き組は1時間程ちょいと空身で先を登って、短いがパウダー斜面を2ヶ所いただく。(下ノ鴨池上の斜面、1120mあたりの森林限界上ラインまで。)
泊り荷物を背負い、下るにつれ重くなる雪の中一王子まで滑り降りる。
結局は一王子小屋に荷物をデポせず、そのまま重荷を背負い修行の滑りで神社へ帰還!
冬山雪山のクライマックスを堪能。
様々好条件で楽しめました。山と仲間に感謝です!

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