徐々に積雪量も増えている様だし、定例山行ともなっている五頭の三ノ峰尾根へ滑りに向かう。
通称「高速道路」と呼ばれる厳冬期の三ノ峰尾根。それをアテにして遅出の出発。
駐車場からはシールで歩き出すが、尾根の取り付きで板を担いでツボ足登行にスイッチ。
いつもながらしっかりとしたトレースではあるが雪は固くなく、テレマークブーヅでも難なく登れる。
シール登行より早いし楽。
ホント、ここはカンタンに登らせてもらえて滑りも楽しめる有難い場所。
けれども下山して来る方には、相変わらず「何処を滑るんですか?」と訊かれつつ登る。
しかし、、、期待は外れ雪が少ない。下りは修行と言うか苦行だな、、、
ま、上部のブナ林にかかると雪質が良いので気持ち的にはなだめられる。
少雪の頂上部に佇む避難小屋に到着。時間的に遅いので誰も居らず、珍しく中で休憩。
さぁ!
束の間の快適な滑走を楽しむ〜!
だが、直ぐに修行の場へと立たされる、、、
積雪が少なくラインは限られているが雪質は良くてコントロールはし易い。
最後のどんぐりの森へ降り立つ斜面でも笹薮が隠れていなかったが苦行レベルまでには至らず生還!
「バックカントリー」じゃない、やっぱ「山スキー」だわ。
これじゃなきゃ。

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