土曜と日曜、ものすごく楽しい2日間でした! とりあえず大雑把に書いておきます。
29日、土曜。なぜか3時に目が覚める。5時に起きるはずだったのに、2時間も早いじゃん。
しかし、一週間前にディズニーシーへ行った時と比べればマシである。その時は午前3時に出発するつもりだったので、2時頃に起きようと思っていた。布団に入ったのは10時半頃。ものすごく熟睡し、目が覚めた瞬間、慌てふためいた。てっきり朝の5時か6時になっていると思ったからだ。しかし、時計を見たら11時半。まだ翌日にすらなっていなかった。結局、そのあとは眠ろうとしても眠れず、1時間しか寝ていないままに東名高速を走ってディズニーシーへ行ったのだった。それに比べれば、今回は4時間ぐらい寝ている。しかも新幹線なので車中で眠れる。楽勝だぜ。
6時少し前、家を出発。新幹線に乗って博多へ一直線……と言いたいけど、広島で途中下車する。目的はひとつ。
横川シネマ!!に行くためである。広島駅から横川駅までは一駅、横川駅から横川シネマ!!までは徒歩3分。広島在住のS嬢が道案内してくれたおかげで、迷わず辿り着く。
なんで横川シネマ!!へ行ったかっていうと、要するにアレだ。えっと、「プロジェクトA-47」だっけ。それに参加するためなのよ。映画バカ一代8号(当然、持ってるよね?)の103ページに詳細が載ってますので、そちらでご確認くださいませ。
この横川シネマ!!、かなり個性的な映画館だった。広島には
サロンシネマという素敵な映画館もあるし、ホントに侮れない街ですわ。いや、侮ってないけどね。
ちなみに観たのは大杉漣主演の
『ライフ・オン・ザ・ロングボート』という作品。55歳で定年退職してから種子島でサーフィンを始める男の物語である。まあ、悪くはないけど良くもない、という感じだった。ちょっと残念。
映画が終わって今度こそ博多へ。しかし、けっこうギリギリだ。天神の「照和」での甲斐トリビュートLIVEは15:00開演。博多への到着時間は14:25。博多から天神までは地下鉄で5分程度らしいが、その前にホテルにチェックインしなきゃならないし、そもそも照和までの詳しい道順を知らない。前に行った時は案内してくれる人がいたけど、今回は一人で行かなきゃならないのだ。しかも僕は方向音痴である。間に合うのか?
はい、間に合いました。照和に着いた時、時計を見たら14:58。我ながら見事である。自分を褒めてあげよう。入口に飾られていた花を急いでケータイで撮影(頼まれていたので)して、いよいよ中へ。♪階段を下りると淡い光が♪
さて、そこからは興奮の坩堝! 熱狂の嵐! ってのは大げさだけど、芸達者な面々の歌と演奏をたっぷりと楽しませてもらった。予想以上に良かった、なんて言うと出演者の方々に失礼だけど、ホントに予想を上回る素晴らしさだったのよ。アッパレ!
今回は特に裏方の仕事をしていたわけでもないのに、ちゃっかり楽屋も覗かせてもらった。だって、あの照和の楽屋だよ? せっかくだから見ておきたいじゃん。
ライブのあとは打ち上げ。何故か司会者っぽい役割になったけど、相変わらず滑舌が悪いので周囲に迷惑をかけたような気がするなぁ。すんません。ちなみに、食事をしながら出た話題の中では「韓国映画」と「ゴミの分別」が特に印象に残っている。なんでそんな話題?
そのあと居酒屋で2時半頃まで過ごしたけど、途中からは意識が朦朧としていたので何を話したのかあんまり覚えていない。タクシーの中では熟睡。で、ホテルに戻ってシャワーを浴びてバタンキュー(←死語か?)。
日曜。目覚めたのは7時半頃。チャチャッと支度して、チェックアウトする。8時ちょい過ぎ、外に出るとクマゼミがうるさいうるさい。すっかり真夏ですわ。
お土産を幾つか買ってから新幹線に。今度は名古屋まで直行だ。いったん家に戻って荷物を置いて、それから練習に行かなきゃならないのだ。何の練習? それはのちほど。
車中で読んだ本は古川日出夫の『ロックンロール七部作』。実は往路で読み終えちゃおうと思ってたんだけど、ずーっとMDウォークマンで中ノ森BANDを聴きながら景色を眺めていたのだ。おセンチになっていたのである。キャラに合わん? ほっとけ。
名古屋に着いて家に帰り、荷物だけ置いて今度は栄へ。小山卓治ファン仲間たちとの待ち合わせだ。カラオケルームで練習するのだ。何の練習? そう、今こそ明かそう。なんと、小山卓治ライブに僕らが「出演」して、『嵐からの隠れ場所』を歌うのだ! これ、なんと小山卓治本人の要望である。
しかし、4500円のチケット代を払ってライブに来ているお客さんたちの前で素人集団が歌うなんて、そんなこと許されるのか? ヒンシュクを買うだけじゃないか? 本番まで4時間。どーなるオレたち! つづく!

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