週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。
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『インスタント沼』120分
主演は『おと・な・り』でも涼しげな魅力を発揮しまくっていた麻生久美子で、監督は『時効警察』シリーズや『転々』の三木聡。あんまり三木聡の作風は好きじゃないけど、これはとりあえず観なきゃね。他に風間杜夫、加瀬亮、松坂慶子などが出演。ゴールド劇場にて。
また、5月30日(土)の夜、伏見ミリオン座で行われる
「ミリオンオールナイトシネマ」は、麻生久美子特集! 『たみおのしあわせ』『アイデン&ティティ』『青い車』が上映されます。
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『チョコレート・ファイター』(タイ)93分・PG-12
「最強美少女」が大活躍する痛快アクション・ムービーだそうです。監督は『マッハ!!!!!!!!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ。これもとりあえず観なきゃね。ピカデリーにて。
『重力ピエロ』119分
伊坂幸太郎の同名小説の映画化。連続放火事件の発生によって明らかになる家族の謎と絆を描くミステリー……らしい。主演は加瀬亮と岡田将生。僕としては、吉高由里子が出てるので観たい、と思っております。伏見ミリオン座、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、イオンシネマ・ワンダーにて。
『BABY BABY BABY!』119分
出産を題材にしたコメディー……らしい。主演は観月ありさ。他に松下由樹、谷原章介、藤木直人、神田うの、斉藤由貴、そして野波麻帆! 予告編の印象でははっきり言って面白くなさそうですが、野波麻帆が出てるなら観たい、と思っております。
『Blood ブラッド』85分・R-15
「バンパイア・ラブ・アクション」だって。要は吸血鬼の話ですね。主演は杉本彩で、要潤、津田寛治などが共演。うーん、ツダカンが出るなら観ておきたい。シネマスコーレ、中川コロナにて。
『消されたヘッドライン』(米)127分
国家権力や莫大な利権が絡む謀略の構図を暴こうとする新聞記者の苦闘を描くサスペンス・ミステリー……らしい。面白そう。主演はラッセル・クロウ。ベン・アフレックも出演。
『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』(米)97分
金持ち高校生が転校先のハイスクールで新たな騒動を巻き起こす、という内容のようです。キャストは若手中心ですが、ロバート・ダウニー・Jrも出演。中川コロナにて。
『遭難フリーター』67分
貧乏フリーターである岩淵弘樹監督が、自らの日常を撮ったドキュメンタリー……らしい。平日は派遣労働者として工場に勤務、週末は日雇い仕事をして生計を立てていたそうです。名古屋シネマテークにて。
『ハリウッド監督学入門』73分
中田秀夫監督が『ザ・リング2』でハリウッドに進出した自らの経験を活かして作ったドキュメンタリー……らしい。「ハリウッドで外国人が映画を製作することの難しさを探りつつ、映画作りにとどまらない海外ビジネスの極意を浮き彫りにしていく」だって。面白そう。名古屋シネマテークにて。
『東洋宮武が覗いた時代』(日・米)98分
第二次大戦中の日系人強制収容所を撮ったカメラマン、宮武東洋に迫るドキュメンタリー……らしい。これまた興味深い題材。名古屋シネマテークにて。
『夏時間の庭』(仏)102分・PG-12
パリ郊外の古めかしい邸宅を舞台に、三世代にわたる家族の中で受け継がれていく様々な想いを描くヒューマン・ドラマ……らしい。主演はジュリエット・ビノシュ。名演小劇場にて。
シネマスコーレでは
滝田洋二郎監督作品の特集上映が始まります。代表作『コミック雑誌なんかいらない!』『木村家の人々』『僕らはみんな生きている』に加え、初期のピンク映画も上映。『百恵のお尻』『聖子のお尻』ってタイトル、なんか牧歌的でいいですね。
キノシタホールでは『歩いても 歩いても』を再公開中。昨年の日本映画を代表する傑作です。この映画を「ほのぼのとしたホームドラマ」という風にとらえた人もいたけど、僕にとってはものすごく怖い映画でした。
ところで、キノシタホールでは水曜日を男性1000円デーにするなど、新しいサービスを続々と実施しているようです。行く前にチェックしとくべし。
えー、『天使と悪魔』を観ました。予想以上の面白さにビックリ。さすがロン・ハワード監督! トム・ハンクスも一時期よりシェイプアップしていて、カッコよかったです。終盤の怒濤の展開には……おっと、ネタバレになるのでやめときます。
それにしても、最近のアメリカ映画はホントに面白いっすね。日本ではアメリカ映画の興収が落ち込んでいるわけですが、作品自体の完成度は全体的に高くなっている気がします。

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