週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。
☆
『アメイジング・スパイダーマン』(アメリカ)136分
説明不要ですね。あの大人気シリーズがキャストとスタッフを一新してリブート! 前のキャストも良かったので変える必要はなかった気もしますが、これはこれで楽しみです。監督は『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ、主演は『ソーシャル・ネットワーク』のアンドリュー・ガーフィールド。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎
『ラム・ダイアリー』(アメリカ)120分
ジャーナリズム界の異端児と称された故ハンター・S・トンプソンの小説を、親友であるジョニー・デップが企画・製作・主演した伝記ドラマ……らしい。プエルトリコでの破天荒な日々が描かれているそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎
『プレイヤー』(フランス)109分
『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンの主演&監督作。オムニバス仕立てのラブコメディー、だそうです。チラシなどの印象では、なかなか楽しそう。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー
○
『コナン・ザ・バーバリアン』(アメリカ)112分
古典的冒険小説『英雄コナン』の何度目かの映画化。僕が過去に観たのは『コナン・ザ・グレート』だったかな?
※上映館/中川コロナシネマワールド
『RUN60 GAME OVER』(日本)?分
劇場映画『RUN60』がテレビドラマでの続編を経て再び劇場映画化……だそうです。すんません、まったく知りませんでした。主演は柄本佑だって。ちょい気になります。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『臨場 劇場版』(日本)130分
人気テレビドラマの映画化。内野聖陽演じる検視官が連続殺人事件の真相を追究していく……らしいです。原作は『半落ち』『クライマーズ・ハイ』と同じく横山秀夫の小説。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『キリマンジャロの雪』(フランス)107分
マルセイユの港町を舞台に、思わぬ犯罪に巻き込まれた熟年夫婦の姿を描いた人間ドラマ……らしい。文豪、ユーゴーの長編詩がモチーフになっているそうです。
※上映館/名演小劇場
『ただ君だけ』(韓国)105分
元ボクサーの男と視覚障害者の女性が純粋な愛を育むさまを描いたラブストーリー……らしい。主演はソ・ジソブとハン・ヒョジュ。って、どっちもよく知らないです。すんません。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
『夕の江の街に』(日本)101分
千葉県内房を舞台に、絆を取り戻そうとする家族を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『死刑弁護人』(日本)97分
死刑判決が下された事件の数々を担当してきた弁護士、安田好弘氏をめぐるドキュメンタリー……らしい。麻原彰晃や林眞須美などの弁護士としても有名ですね。
※上映館/名古屋シネマテーク
『GOING VERTICAL』(オーストラリア)90分
ロングボードからショートボードへと、サーフィン界に大変革をもたらした1967年の「ショートボード革命」の真相をひもといたドキュメンタリー……らしい。
※上映館/センチュリーシネマ
『ライバル伝説 光と影』(日本)93分
スポーツの世界でトップ争いを繰り広げたライバルの再会に密着したドキュメンタリー……らしい。江川卓と西本聖、有森裕子と松野明美が取り上げられるそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
『珈琲とエンピツ』(日本)67分
聾者の映像作家・今村彩子が、聾者であるサーフショップ&ハワイアン雑貨店の店長との出会いと交流を綴ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/伏見ミリオン座
『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章「太陽圏の死闘」』(日本)?分
テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』の第3話から6話までを劇場公開、とのことです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
『Beyond the ONEDAY Story of 2PM & 2AM』(日本)?分
韓国のみならず日本でも人気が高い「2PM」と「2AM」のオンとオフを追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『落語研究会 昭和の名人 四』(日本)127分
伝説の落語家たちの貴重な高座をスクリーンで上映するシリーズの第4弾。五代目柳家小さん、六代目三遊亭圓生、六代目笑福亭松鶴、五代目桂文枝が登場するそうです。
ぴあフィルムフェスティバル、明日から愛知芸術文化センターで開催されます。森田芳光作品の特集上映もあるそうです。
http://pff.jp/jp/index.html
東京テアトルが名古屋にミニシアターを作る、という計画を進めているそうです。場所はどこなのか、どれくらいの規模なのか、気になりますね。
http://www.animeanime.biz/all/126201/
『黒部の太陽』の上映会、一宮市民会館で9/17だそうです。名古屋市内じゃやらないのかな?
http://www.ch-ginga.jp/special/yujiro.html
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『愛と誠』を観ました。大真面目な純愛物語をミュージカル仕立てのギャグ満載映画に仕上げた怪作です。僕としては、こういう方向性は大好き。特に序盤での武井咲の歌や振り付けには大笑いしました。
でも、この映画、振り付けや殺陣の完成度が低いのよ。それが大きな欠点。妻夫木も斉藤工も頑張ってはいるんだけど、いかんせん振り付けが単調というか遊び心が乏しいというか、すごく物足りなさを感じちゃいました。しかも、いちいち歌をフルコーラスやるので、そのたびにドラマ部分がストップしちゃって、ちょっとイライラさせられます。これ、良くないミュージカル映画の典型ですね。
そんな中で感心したのは、市村正親の身のこなし。さすが舞台経験が長いだけあって、動きのキレが違います。声も張り方も見事。大したもんだと思いました。
で、肝心のストーリーですが……、えっと、ちょっとネタバレになるんけど、ある出来事をきっかけにボスキャラが誠に敵意を抱くようになるわけですよ。しかし、その心変わりの瞬間というか、感情が逆転するさまというか、それがしっかり描かれていないので、すごく「テキトーに話を進めちゃった」という風に感じるわけです。原作をなぞっただけじゃん、みたいな(と言いつつも原作は30年ぐらい前に読んだっきりですが)。
さっきも書いた通り、方向性は大好きです。笑える箇所もありました。それだけに、もう少し脚本を練って、もっともっと振り付けを工夫してほしかった!
『外事警察 CODE:ジャスミン』を読みました。映画版『外事警察』の原案となった小説なんですが、これ、全然違うストーリーじゃん! いや、映画と原作の内容が大きく異なることは別に珍しいことじゃないんですが、後書きとかを読むと、そもそも原作者(原案者?)である麻生幾はNHKからの依頼で最初の『外事警察』を書いたんだよね? で、ドラマ化の際には内容が大幅に変更されたわけです。そして今回もやはりNHKからの依頼で続編を書いたみたいですが、またもや映画では大きく改変しちゃってるのよ。NHK、ちょっと失礼ちゃう?
とは言いつつも、はっきり言って、ドラマも映画も原案の小説より格段に面白くなっているわけで、そのあたりは「原作者に気兼ねなく作ったからこそ」とも思えます。はっきり言って小説の方は、あんまり面白くないもん。特に『ジャスミン』には安直で陳腐な表現が多すぎ……なんて言ったら失礼でしょうが、そんな風に感じたのも事実です。
とはいえ、『ジャスミン』にはやたらとSMプレイっぽいシーンが出てくるので、これを真木よう子が演じたとしたら、別の意味でものすごい注目作になったんじゃないかと思います。
今さらながらドラマ版『妖怪人間ベム』を見ました。評判通りの面白さ。「善とは何か」「人間は善なる存在なのか」といったテーマを扱いつつも活劇としての面白さをキッチリ満たしていました。キャスティングも見事で、亀梨和也、杏、鈴木福君の3人は役柄にバッチリ合っていたと思います。
ただ、北村一輝に関しては、どうしても「ホントは危険なヤツ」って風に思えちゃうのよ。だって、そういう顔つきじゃん。大昔に『普通の人々』を観て「ドナルド・サザーランド、普通の人の顔じゃないじゃん!」と感じたことを思い出しました。あと、ジャック・ニコルソンが平凡な男を演じても違和感を強烈に感じるじゃん(だよね?)。北村一輝もまったく同じ。でもまあ、さすがに後半になると慣れましたが。
これ、映画版は12月公開みたいですね。楽しみです。しかし、福君、ちゃんと学校に通えてるの? それが心配。
TSUTAYAのフリーペーパー「TSUTAYA CLUB MAGAZINE」をパラパラ読んでたら、ピーター・バラカンが『ディーバ』や『ミッドナイト・エクスプレス』について語っていました(P.32)。で、その中で、なんとジョン・セイルズ監督作品『メイトワン1920』にも言及! さすがにお目が高い。この埋もれた秀作、ぜひともDVD化してほしいもんです。というか、代表作である『希望の街』も未だにDVD化されていなのは何故? しかも新作はさっぱり日本で公開されないし……。

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