週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。あんまり時間がないので、ササッとまとめます。
☆
『アシュラ』(日本)75分
ジョージ秋山のマンガのアニメ化。発禁処分となった伝説的作品ですね。ずーっと前に読んだ記憶があるのですが、確かに強烈だった気がします。どんな風に映像化されているか楽しみです。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー
『アシュラ』の主題歌は小南泰葉の『Trash』。はっきり言って、ミュージックフェアで初めて聴いた時は少々肩すかしを喰らった印象でした。でも、『希望』のカバーはお気に入り。久々にグッとくるカバーソングでした。
『Trash』
http://www.youtube.com/watch?v=RoYZ5dwtmxA
『希望』
http://www.youtube.com/watch?v=EnXcWigaXO0&feature=relmfu
☆
『アイアン・スカイ』(フィンランド/ドイツ/オーストラリア)93分
月の秘密基地に潜んでいたナチス軍が地球侵略作戦を遂行するさまを描いたSFアクション……らしい。とにかく、すごく面白そう。世界中の映画ファンやSFマニアから1億円のカンパが集まった、ってことも話題になりました。
しかし、なんでベイシティのみ? と思ってたら、ミッドランドシネマ名古屋空港でも10/13から上映されるみたい。うーん、そっちで観ようかなぁ。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎
『ボーン・レガシー』(アメリカ)135分
『ボーン』シリーズの第4弾。主演は『ハート・ロッカー』で頭角を現し、『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』や『アベンジャーズ』でも大活躍したジェレミー・レナー。今回もカッコよさそう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎
『ハンガー・ゲーム』(アメリカ)143分
近未来を舞台に、殺人ゲームの出場者となった少女が決死の戦いに挑む姿を描くサバイバル・アクション……らしい。よくある設定ですが、アメリカじゃ大ヒットしたみたい。主演は『ウィンターズ・ボーン』のジェニファー・ローレンス。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
○
『モンスター・ホテル』(アメリカ)86分
モンスターが集うホテルを舞台に、少年とドラキュラの少女の恋を描くファンタジー・アニメ……らしい。なかなか楽しそう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
○
『エージェント・マロリー』(アメリカ)93分
組織に裏切られ追われる身になった女スパイの活躍を描いたスパイ・アクション……らしい。主演はジーナ・カラーノ。アメリカ女子総合格闘技界の人気者だそうです。監督は『トラフィック』や『オーシャンズ』シリーズなどのスティーヴン・ソダーバーグ。
※上映館/センチュリーシネマ/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『バルーンリレー』(日本)65分
見知らぬ人からの結婚招待状を手にした女子中学生が、結婚式に向かう途中に次々とトラブルに巻き込まれるさまを描いた青春コメディー……らしい。なかなか楽しそう。短編『逆転のシンデレラ』を同時上映。
※上映館/シネマスコーレ
『ナナとカオル 第2章』(日本)75分
人気マンガの映画化の第2弾。SMレッスンに励むようになった高校生カップルの物語だそうです。かなりエロいみたい。
※上映館/シネマスコーレ
○
『ソハの地下水道』(ドイツ/ポーランド)145分
第二次世界大戦中のポーランドで、ユダヤ人を地下水道にかくまっていた男の物語……らしい。実話に基づいているそうです。
※上映館/名演小劇場
○
『人生、いろどり』(日本)112分
草や葉っぱを料理のツマとして販売するビジネスに挑むシルバー世代の女性たちの姿を描いた人間ドラマ……らしい。こちらも実話に基づいているそうです。主演は吉行和子、富司純子、中尾ミエ。
※上映館/伏見ミリオン座
『劇場版ミューズの鏡 マイプリティドール』(日本)59分
指原莉乃が主演したテレビドラマ『ミューズの鏡』の劇場版。すんません、まったく見たことないので、どういう内容なのか分かりません。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
『マルドゥック・スクランブル 排気』(日本)?分
3部作の完結編だそうです。すんません、それ以外はよく知らないです。
※上映館/109シネマズ名古屋/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『ケイティ・ペリー パート・オブ・ミー3D』(アメリカ)?分
アメリカを代表するポップ・スター、ケイティ・ペリーの1年半に及ぶツアーを追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『眠れぬ夜の仕事図鑑』(オーストリア)94分
夜に働く人々をテーマにしたドキュメンタリー……らしい。監督は『いのちの食べかた』のニコラウス・ゲイハルター。
※上映館/名古屋シネマテーク
『マルグリット・デュラスのアガタ』(フランス)86分
1981年の作品。小説家であるマルグリット・デュラスの監督作です。
※上映館/名古屋シネマテーク
『バレエに生きる〜パリ・オペラ座のふたり〜』(フランス)95分
世界最高峰のバレエ団、パリ・オペラ座の振付師とその妻の半生を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名演小劇場
『ひとりかくれんぼ 劇場版 -真・都市伝説-』(日本)81分
本格ホラーのシリーズ第3弾……だそうですが、そんなシリーズがあったこと、まったく知りませんでした。かたじけない。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『シネマ歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒』(日本)113分
シリーズ18作目。今回のは中村勘三郎、坂東玉三郎などが出演しているそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
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この1週間で観た映画の感想を、ちょっとずつ。
●ひみつのアッコちゃん
「他愛ない」を絵に描いたような内容。後半、「いくらなんでも他愛なさすぎ」とも思えますが、ラストシーンが僕の好みにドンピシャだったので(まったく予想通りでもありましたが)、いい気分になれました。
子役が出てくる作品の場合、「大人より子どもの演技の方が上手いじゃん」と思うことが多々ありますよね。この映画は、その典型。綾瀬はるかには悪いけど、子ども時代を演じた吉田里琴が遥かに達者だったし、魅力的でもありました。
●あなたへ
観ようかどうか迷ってたわけですが、「日本映画好きなら健さん主演作は観なきゃダメ」みたいな強迫観念に押されて観ました。で、言っちゃナンですが、予想通りの出来栄え。健さんは渋いし、行く先々で出会う人々との交流の中で描かれる人生の機微に切なくなったりもするんですが、どうも全体的に薄味で……。すんません、この映画を楽しむには、僕はまだ未熟すぎるのかも。
●聴こえてる、ふりをしただけ
母親を亡くした小学5年生の少女が主人公。とても真面目に作られた良い作品なのですが、学校での場面がすごく真に迫っているのに比べ、家庭での父親とのやり取りはどうも真実味に欠ける気がしました。それが残念。とはいえ、実は途中5分ぐらい(だと思います)ウトウトしちゃったので、偉そうなことは言えません。ともあれ、すごく真摯に作られた作品であるのは間違いないです。寝てしまって申し訳ないです。
●L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語(DVDで鑑賞)
これは映画じゃなくてテレビドラマ。衛星放送でオンエアされた沢尻エリカ主演作で、『ヘルタースケルター』の前に撮影したそうです。とにかく印象に残るのは、沢尻エリカの可愛さ、きれいさ。中村蒼や村上淳も好演しています。ただ、内容自体は90年代のトレンディドラマみたいで、こそばゆい気持ちになりました。あ、津田寛治も出てたので、ちょいトクした気分。
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このブログ、最近は1日のアクセス数が100を超えることが少ないんですが、先週金曜日はなんと400以上だったみたい。なんで? 何が起こったの? と思ってたら、どうやらテレビで映画『ステルス』がオンエアされた影響みたいですね。大昔に書いた拙い感想(というより、ほとんど罵詈雑言)を大勢の人に読まれたかと思うと、恥ずかしい限りです。

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