週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! 今週もバタバタ状況なので内容説明はほとんどナシです。
あと、紹介し忘れてる作品があったりする場合はコメント欄などで教えてもらえると助かります。今週はあんまり情報収集できていないので。
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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 <シネマトゥデイ>
二度の公開延期を経ての公開。8日(月)からの上映なので、お間違えなく!
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆
『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』 <シネマトゥデイ>
少女とホワイトライオンの絆と家族の再生を描くヒューマンドラマだそうです。こういう動物モノはぜひとも観たい!
※上映館/伏見ミリオン座
◎
『ラーヤと龍の王国』 <シネマトゥデイ>
ディズニーのアニメ。しかし結局『ソウルフル・ワールド』は劇場公開してくれないの?
※上映館/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎
『野球少女』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。プロ野球選手を目指す少女の挑戦を描いているそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/伏見ミリオン座
◎
『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名演小劇場
◎
『NO CALL NO LIFE』 <シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマ
◎
『太陽は動かない』 <シネマトゥデイ>
藤原竜也&竹内涼真が主演のアクションもの。これ、原作は吉田修一の小説なんだ。何度も予告編を見ていたのに知りませんでした。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
『ARIA The CREPUSCOLO』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ大高
『劇場版 江口拓也の俺たちだって癒されたい!〜大阪の旅〜』
※上映館/センチュリーシネマ
●ドキュメンタリー
『地球で最も安全な場所を探して』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク
『きこえなかったあの日』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ
『サマショール 〜遺言 第六章』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ
●リバイバル
『クラッシュ』4k無修正版
※上映館/名古屋シネマテーク
『レイダース 失われた聖櫃(アーク)』
※上映館/中川コロナシネマワールド
●特集上映
<キネマ旬報ベストテンセレクション2020>
『スパイの妻』『朝が来る』『燃ゆる女の肖像』『喜劇 愛妻物語』『異端の鳥』
※上映館/名演小劇場
<異能・渡辺紘文監督特集−大田原愚豚舎の世界Vol.2>
※上映館/シネマスコーレ
<篠崎誠監督特集>
『共想』『あれから』『SHARING』
※上映館/名古屋シネマテーク
<『二重のまち/交代地のうたを編む』映像作家・小森はるか作品集2011─2020>
※上映館/名古屋シネマテーク
ここんとこ大須シネマの上映作品をあんまりチェックしてませんでしたが、なんと今『ファンタスティック・プラネット』や『不思議惑星キン・ザ・ザ』を上映してるじゃん。懐かしい。もう30年以上前に観たきりじゃないかな。
4月には『アリーテ姫』も上映されるようだし、作品選びに関しては相当の目利きみたいですね。一度は行ってみたいと思ってますが……。
http://www.osucinema.com/
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●観た映画
『あのこは貴族』※超オススメ!
「女性の生きづらさ」を描いた作品はここ数年次々と登場していますが、その中でも極上の一本。胸が痛くなったり、ほんわかした気分にさせられたりと、感情を揺さぶられました。
特に素晴らしかったのは、石橋静河が「女性たちを分断させようとするオトコ社会」について語るシーン。
普通なら作品のテーマや訴求ポイントをそのままセリフで言われることには抵抗を感じるものですが、この場面では彼女の言葉をひとことでも聞き漏らすまいと、ものすごく集中してスクリーンに対峙していました。
『ライアー×ライアー』※まずまずオススメ
これは森七菜を楽しむ映画。彼女の表情、口調、立ち振る舞いを見て幸福な気持ちになれる人(つまり僕)なら大いに楽しめます。ストーリー自体はありふれたもので新味はないけど、それもまた良し。
ただね、ひとつだけ苦言を呈すると、序盤でのモノローグが多すぎ。状況説明のためのモノローグならある程度は仕方ないけど、感情まで言葉で説明しまくっちゃダメでしょ。
しかも森七菜は抜群の表情力(って言葉があるのか知らないけど)で感情を表現しているわけだから、モノローグで補足する必要はないわけです。
『花束みたいな恋をした』でも感じたけど、若者向け映画の作り手ってのは、観客の理解力を見くびってるんじゃないかな。それとも、いまどきの若者は、もしかして過剰に説明されることを好むものなの?
●視聴した配信ライブ
高橋徹也 無観客配信ソロワンマン『夕暮れ 坂道 島国 惑星地球 #48』
https://ameblo.jp/tetsuyatakahashi
いやぁ、良かった。素晴らしかった。音楽に対する真摯さが全身から、そして歌声から放たれていました。
仕事をしなきゃいけなかったので「ながら視聴」になりましたが、『チャイナカフェ』では完全に手を止めて見入ってしまいました。
その後、アーカイブを2回視聴。13日(土) いっぱいまで見られるので、もう3回ぐらいは楽しみたいと思っています。
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●今週の注目番組!
『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。「朝井まかてとマイケル」』
Eテレ 3月7日 6:30〜6:55 (25分)
https://www.nhk.jp/p/ts/Z52R515WW1/schedule/
これは絶対に録画しなきゃ。朝井まかてさんはここ数年、僕が一番好きな作家です。つい先日、森鴎外の息子を描いた小説『類』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。
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緊急事態宣言、東京・神奈川・埼玉・千葉では21日まで延長になってしまいましたね。これはやっぱり「意地でもオリンピックをやる」というのが理由かな?
先の読めない世の中(まあ、いつだってそうだけど)ですので、みなさま、くれぐれもご自愛ください。

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