先週あたりから、週末は多くのライダーを見かけるようになりました。
天気が少しくらい悪くても、少しくらい寒くても、乗りたくてうずうずしている。
そんな印象をうけました。
数年前ではバイクを見かけることは珍しい事だったんですが、今やこんなに乗っている人がいるんだってくらい見るようになりました。逆に平日はあまり見かけなくなりましたが・・・それだけ趣味的に乗っている方が多くなったということですかね。
さて、今回は少しだけバイクのデザインについてお話をしたいと思います。
バイク、2輪車(3輪もありますが)のデザインは、2輪車という構造は同じでもジャンルによって形が違う印象をうけるのではないかと思います。
例えば、レーサータイプのフルカウル車とアメリカンでは、見た目から受ける印象は異なると思います。
デザインの2つの視点についてお話します。
それは、まずオーナーである自分、そして、それを目にする周りの人たち。
オーナーは自分でバイクを選ぶわけですから、自分の感性を重視したり性能を重視したりと色々あると思いますが、乗っていくうちに自分のバイクがカッコよく感じるものだと思っています。
周りの人達はどうでしょうか?人それぞれ感性があり、十人十色であるため賛否両論になることでしょう。
でも、バイクに乗り走行することは、1つの広告であり宣伝になっていると思うんですよね。
もちろん、CMにでるタレントのようにギャラはもらえません。
しかし、ライダー1人1人がある意味で主役なんです。
私は常々子供たちにバイクってカッコイイなて思ってほしいと願っています。
それは今後のバイク業界を支えていってくれる人達だからです。
大人は身勝手なもので、社会などに流され、流行廃りを頻繁に繰り返します。
今は
リターンライダーブームであれど、このまま事故が増え続ければ、その印象をうけて、家庭も仕事もと考えバイクから少し距離をおくかもしれません。
いいか悪いかは別として、明日を考えないのが若さ。
それは私を含め周りだけだったかも知れませんが、大まかな未来像はあっても明日のことを深く気にすることはなかったと思います。だからこそ我武者羅に走ってました。
でも、やがて、我々も歳をとり、バイクのリスクから降りる人達が多くなりました。
で、話は少し変わりますが。

(写真はカワサキのZ1000)
近年、ストリートファイター系がブームとなり、この手のデザインの車両が増えてきました。
この
Z1000なんて、まんまXトリーム的なデザインですね。
私世代のバイク乗りの友人たちは、これはやりすぎだという意見が多かったですが、私はアリだと思っています。(X系が好きなのもあり)
デザインのインパクトて大事な宣伝塔だと思うのです。
街中でノーマルなスクーターを見ても、おおっと思うことは少ないでしょう。
バイクでもそんなに目を引かれるほどの物はないかも知れません。
でも、このZ1000ならどうでしょう、バイクを知らない人が車の中から見て、凄いバイクいるでと、ほんの数秒でも話題に上らないでしょうか?
注目を受けることが必ずしも良いとは限りませんが、物を買うのはイメージングです。概ね想像で買うと言われています。
テレビで有名なジャPネットたKたもその戦略で売っていると聞いた事があります。
まず新しい物に興味を持ち>自分が使っている姿を想像する。
そのワクワク感が一杯になった時、きっと購入していることでしょう。
乗る人が増えれば、認知が増える。そうすれば蚊帳の外扱いのバイクも社会の一部として反映される、駐輪場などにも力がはいってくると思っています。
もちろん、乗る人が増えれば
マナーという大きな問題もでてきます。
バイクのマナーと言っても、結局は人のモラルの問題なので、難しい問題です。
ただ最低限知っておいてほしいと思うことは、自分であれ他人であれ、いともたやすく人を傷つけることができる道具である事です。
私は教習所や免許交付場所だけでなく、ディーラーなども安全運転でと小さく書くだけでなく、もっと力を入れてキッチリ伝えて言ってほしいと感じています。
売れなくなると困るからと悪い部分を覆い隠すより、マイナス面を明らかにして、それでもプラスのメリットがありますよっていう方が良心的ではないでしょうか?
毎度、偉そうなことを書いていますが、私も人にモノを語るほど偉くありません。自分の考えをネットという大きな母体で共有し、皆様の何らかのヒントになればと思います。そして、自らが書くことで有言実行力を高めようという狙いもあります。不特定多数の人に言ったのだから、それだけどこかで自分も見られているという意識つけです。
そんなわけで本日もご観覧いただきありがとうございました。

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