またまた台風の影響が出ておりますが、皆さま大丈夫でしょうか?
バイクはすぐに風に煽られて、ふらつきやすいのでご注意を。
私も、台風で他の交通機関が使えず、どうしても出勤しなければならないという若き頃に、だるまさんが転んだ状態で、風がやんだら進みみたいな事を経験したことがあります。(横風で前にすら進めない時もありましたね)
さて、今回は2015年よりスタイルチェンジをした、
カワサキVERSYS 650 ABSについて少し書きます。

最近、カワサキはこのニンジャ顔とでも言いましょうか、昆虫?的なルックスになってますね。
こんなアドベンチャーモデルにも採用するのは、なぜなんでしょうね?
VERSYSのコンセプトは、
ストリートサーフィンなそうなので、それを意識してちょっとスポーティーな外見にしているのかもしれませんね。

また、ホイール径は前後17インチとロード向けのサイズで、やはりストリートでの扱いやすさを重視していることがうかがえます。
エンジンはパラレルツインという
2気筒エンジンです。
カワサキは並列2気筒エンジンは得意という話を聞いたこともあるので、完成度の高い仕上がりになっていると思います。
今、売れ筋のニンジャ250も2気筒エンジンですから(シングルモデルもありますが)
エンジンが2気筒であるので、4気筒モデルに比べると腰回りの重さは軽いと思います、それに加え、アップライトなポジションであるので、軽快性が高いモデルではないかと思うのです。
アドベンチャーモデルであれば、排気量が大きい方が、トルクが出るので楽ではあると思うので1000とかの方がいいのでしょうけど、あえて650を選ぶメリットはといいますと。
先ほども書きました、
軽快性だと思うのです。
1000t以上のバイクと600tくらいのバイクを乗ることがあるのですが、1000ccのバイクはSSで軽いと言っても、やっぱり大型なんだなぁと感じるほど重圧感はあります、逆に600だと、400tのバイクに乗っている感じがします。(最近の400は600くらいのモデルと共有している物も多いので当然と言えば当然なんですけど。)
で、このVERSYS 650 ABSだと、軽快にアップライトなポジションで振り回して、アクセルをワイドにオープンできるという、面白さがあるような気がします。
むろん650でもアクセルワークは慎重にならないといけませんが、1000tほどトルクがないので、ある程度ラフに開けていけると思うのです。
シビアになるほど、運転が疲れると感じます。
常に神経を尖らせて、走るというのも悪くはないと思いますが、あまり難しい事を考えないで、自分が思うがままに走り、旅を楽しむ、そういうのがアドベンチャーモデルの良いところだと思うので、650という排気量であっても楽しめる部分が多くあると思うのです。

カワサキの逆輸入車正規店で取り扱われる、2016年モデルは写真のカラーのみで、ABS装着車のみです。(15年11月より入荷予定なそうです。)
お値段は、
本体価格870,000円(消費税抜き)です。消費税込みで約94万円くらいですね。
100万円で買える大型車としては結構ありな方だと私は思います。
最後に簡単な詳細です。
エンジンは、649ccで69ps、トルク6.5kgf・m
重さがカタログ数値216kg(ちなみにVERSYS1000は249kgです)
タンク容量21Lなので、巡航距離も長いと思います。
エンジンオイル容量、2.3Lです、650の2気筒なのでオイル交換という面での維持費も多少なりやすくできそうですね。
シート高、840mmアドベンチャーモデルなので、シートはロードバイクと比べると高めですね。
とそんなわけで、こんなモデルも面白いのではないかなぁと思い書いてみました。
それでは、本日もご観覧いただきありがとうございました。
皆さま、台風に気を付けて、楽しいバイクライフを過ごしたいですね。

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