ここ数日間、夕方の講演を聞きに続けて出かけました。
火曜日はルクセンブルグ大使館でジュエリーデザイナーの講義、
水曜日はフランス大使館でシャネルの社長のリシャールコラスさんと
荻野アンナさんのお話を伺いました。
ルクセンブルグ大使館では同じ歳?くらいの同時期にヨーロッパで
勉強をしたデザイナーのコンテンポラリージュエリーの展示と講演
を聞きました。たまたま会場にいらした芸大の彫金科の教授の先生とお話が
盛り上がり昨日は芸大で、貴重な彫金科の収蔵品を見せて頂いたり
生徒さんたちの作品の製作を見せて頂きました。
私はイギリスの大学でジュエリーを学び、日本の専門学校で教えた経験は
ありますが、日本の大学の彫金科を見せていただいたのは初めてで、芸大の
恵まれた環境と施設や機械に驚きました。(工房の外は上野動物園でライオンが!)
また彫金の火を使う部屋の数箇所に神棚があり、火の神様にふいごの安全を祈る
ということにも一緒に伺ったルクセンブルグ人と同じように驚いてしまいました。
見学の後も、アルコールを入れて終電まで3人でジュエリー談義!
日本のジュエリーヒストリー、ヨーロッパのデザイナーさんのお話、物を作ると
いうこと・・・などなど、本当に素晴らしく貴重で密度の濃い時間を過ごす事が
出来ました。
Claude Schmitzのジュエリーは恵比寿のギャラリーgallery deux poisson
で6月の1日まで開催中です。




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