先日友人でアメリカの Fred Leigton (アメリカで
一番有名なアンティークジュエリー商でアカデミー賞などの
ジュエリーを女優などに提供する事で有名)のバイヤーをして
いる友人と Facebook で情報交換をしていた際に
”今、私は大粒でシンプル、だけどエレガントな一粒
ダイヤモンドのピアスやリングが欲しいのよね
見つかったら教えて!”
と言うと
”あ、それそれ、私が探していて売れるものもまさにそれ。
見つかっても教えてあげないわ(笑)もう世界中のディーラー
が同じようなものを探しているのよね。”
というようなチャットを冗談をまじえながらしていました。
ここ最近、本当に集中してある意味念ずるような感じで
自分の欲しいアンティークダイヤモンドのピアスを
世界中のディーラーから集めていますが、ヴィクトリアン
ボックスに幸運の神様が微笑んでくれているように素敵な
大粒のアンティークダイヤモンドピアスが入荷してきて
います。
こちらはイギリスの私がまだ10代後半のジュエリーを学んで
いた大学生の頃からお取引きのあるディーラーさんが上海で
見せてくれたピアスです。
堂々とした大粒のダイヤモンド(2ピースで約4カラット)
美しいプラチナの枠、数十年もの取引があるのでまさに
私の好みを知り尽くしたチョイスに少々お高いお値段でしたが
思わず購入してしまいました。
このような大粒でエレガント、ジュエリーの技術が発達して
最も素晴らしいジュエリーが製作されたと言われたフランス
のベルエポック期に作られたピアスは最近ではマーケットや
オークションに出品される事も少なくなりました。
これから何日かにわたり手に入れたピアスをご紹介していきますが
こちらのお品が今回の中では一番大きくエレガントなお品です。


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