とうとうずっと時間を見つけては少しづつ制作をして
いたティアラが完成しました。
ガラスに太刀魚の様な魚の鱗をすりつぶして塗って
作られたイミテーションパールや金属のフォイルを
入れたガラスなど19世紀末に作られたイミテーション
の宝石のデットストックを使いなるべく色合いなども
オリジナルの時代に作られた雰囲気を再現し制作した
ティアラです。
このティアラのオリジナルは現在はパリにあるフランス
の国立博物館に収蔵されており、画家アルフォンスミュシャ
がデザイン、ルネラリックが当時の大人気女優サラベルナール
の劇で使う物として作られた物です。
今回ヴィクトリアンボックスでは19世紀末に活躍した
フランスの大女優サラベルナールの生涯を11月名古屋市
芸術創造センターで開催される音楽劇
『サラ-ベルエポックを生きた華-』 主役のサラベルナール
のかぶる百合の王冠を制作させて頂きました。
音楽劇の内容はサラとミュシャ、ポスターを依頼した女優と
駆け出しの画家という立場で出会った2人が、時代の寵児と
なったお互いにしか分かり合えないジレンマや、真実の自分と
向き合っていく姿を、オリジナルの美しいメロディ、パリで
の華やかなダンスシーンなども交えて描きます。

現在フランスの国立博物館に所蔵されているルネラリック制作、
ミュシャによるデザインのオリジナルのティアラの写真です。
自画自賛ですが本物と比べても結構良い出来?!
ティアラを冠ったサラベルナール
サラ 〜 ベル・エポックを生きた華
Sarah Bernhardt
ベル・エポックと呼ばれる 華やかなりし良き時代を代表する女優 サラ・ベルナール。
彼女の生きた時代には、
後世に残る 文豪、作曲家、仏蘭西料理の先駆者、いろいろな芸術家たちが溢れていて、
時には触れ合い、時には互いに切磋琢磨して
羨望の眼差しを集める時代を築き上げていた。
18世紀半ばからの産業革命も進み
都市部は豊かさと活気に満ち 消費文化へと流れていくなか、
芸術家たちは、サラのサロンに集っていたのである。
《サラを讃える日》と称して
何度となくパーティは開かれていた。
今日もサラのサロンでは もてなしの準備が進められているのだが、
その部屋の中心には 必ず、サラが 夜に眠るための黒い柩が 美しく磨き上げられていた
サラを讃える日にふさわしく
『サラを讃える本』を編纂し、出版するという企画が持ち上がり
それまで 皆が知り得たことも 知り得なかったことも含め サラの人生をインタビューすることになる。
サラとミュシャ、ポスターを依頼した女優と駆け出しの画家という立場で出会った2人が、時代の寵児となったお互いにしか分かり合えないジレンマや、真実の自分と向き合っていく姿を、オリジナルの美しいメロディ、パリでの華やかなダンスシーンなども交えて描きます。
出演 メリー・アーティスツ・カンパニー
永見隆幸 目次恭子 山本恭史 荒川祐介 ほか
演奏 メリー・アーティスツ・オーケストラ
撮影風景
音楽劇『サラ-ベルエポックを生きた華-』上演日程
公演日時】 2016年11月
26日(土)14:00開演(13:30開場)
26日(土)18:30開演(18:00開場)
27日(日)14:00開演(13:30開場)
【公演会場】
名古屋市芸術創造センター
名古屋市東区葵1-3-27
052-931-1811
※愛知芸文センターではありません
【チケット販売】 絶賛発売中!
チケットぴあ(Pコード453-422)
芸文プレイガイド:052-972-0430
場所:名古屋市芸術創造センター
一般/前売3,500円 当日4,000円
学生/前売3,000円 当日3,500円
お問い合わせ先:
マネージメント・プロ
Tel:052-735-3151
オフィス:Dスマイル
Tel:0568-34-8078



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