2018/12/20

フェルメール展  Museum

12月20日『それは、このうえもなく優雅な事件。フェルメール展 』上野の森美術館にて。クリックすると元のサイズで表示します
初めてヨハネス・フェルメールの作品に出会ったのは、2012年秋、神戸在住だった当時、神戸市博物館で開催されていた『マウリッツハイス美術館展』でした。"青いターバンの少女"と称される『真珠の耳飾の少女』。天然ウルトラマリンに由来するフェルメール・ブルーに、少女のまなざし、透き通るほどの肌質、光の反射、光と影のコントラストを表現した作品に魅了されたのを覚えています。時は流れて、本展では、フェルメールのわずか35点しかない現存作のうち、9点が東京にやってくる日本美術史上最大級のフェルメール展とのこと。この日は、日本初公開の『赤い帽子の娘』の最終展示日とのことで、立ち寄り鑑賞です。今回来日したフェルメール作品は9点ですが、展示替えもあるので、この日展示されていたのは8点。『牛乳を注ぐ女』『マルタとマリアの家のキリスト』『ワイングラス』『手紙を書く女』『赤い帽子の娘』『手紙を書く婦人と召使い』『リュートを調弦する女』『真珠の首飾りの少女』。『赤い帽子の娘』と『取り持ち女』が展示替えの時に入れ替えられるとのこと。また、大阪展では、『恋文』も展示される予定です。メイン展示となる話題の『牛乳を注ぐ女』は、日常の生活の営みを題材としながら、吟味された構図、緻密な筆遣い、優しく穏やかな光の表現を用いながら、美しく洗練された作品で、フェルメールブルーも輝いていました。さすが"光の魔術師"と唸らせる作品。またどの作品も窓からの木漏れ日の様な射光の光景が目を引きましたし、有名な『真珠の耳飾りの少女』もそうでしたが、女性たちの黄色い衣装が特徴的でした。フェルメールばかりに目が行きがちですが、17世紀オランダ絵画の秀作も一見の価値あり。この日は然程の混雑もなく満足いく鑑賞となりました。フェルメール作品の絵葉書を買い求め余韻を楽しむつもりです。

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    ヨハネス・フェルメール “牛乳を注ぐ女” 1658-1660年頃 
     Oil on canvas(45.5×41cm)アムステルダム国立美術館



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 ヨハネス・フェルメール“マルタとマリアの家のキリスト” 1654-1655年頃
Oil on canvas(158.5×141.5cm)スコットランド・ナショナル・ギャラリー、エジンバラ



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    ヨハネス・フェルメール“ワイングラス” 1661-1662年頃 
 Oil on canvas(67.7×79.6cm)ベルリン国立美術館 日本初公開



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      ヨハネス・フェルメール“手紙を書く女” 1665年頃
    Oil on canvas(45×39.9cm)ワシントン・ナショナル・ギャラリー



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     ヨハネス・フェルメール“赤い帽子の女” 1665-1666年頃
  Oil on panel(23.2×18.1cm)ワシントン・ナショナル・ギャラリー
        日本初公開 2018.12.20までの展示




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   ヨハネス・フェルメール“手紙を書く婦人と召使い” 1670-1671年頃
  Oil on canvas(71.1×60.5cm)アイルランド・ナショナル・ギャラリー、ダブリン



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    ヨハネス・フェルメール“リュートを調弦する女” 1662-1663年頃
  Oil on canvas(51.4×45.7cm)メトロポリタン美術館、ニューヨーク



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     ヨハネス・フェルメール“真珠の首飾りの女” 1662-1665年頃
      Oil on canvas(56.1×47.4cm)ベルリン国立美術館



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       ヨハネス・フェルメール“取り持ち女” 1656年 
      Oil on canvas(143×130cm)ドレスデン国立古典絵画館
        日本初公開 2019.1.9からの展示



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     ヨハネス・フェルメール“恋文” 1669-1670年頃
    Oil on canvas(44×38.5cm)アムステルダム国立美術館
         2019.2.16 〜 大阪展にて展示

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