昨日めでたく4ヵ月を迎えたSoulであったが、4ヶ月と聞いて想い出すのがブルースの事。
初めて飼うWanに加え、訓練所生まれだったもので、当初の予定通りに訓練に預けた時期でもあった。
僅か生後35日で我が家に来て3ヶ月。最初の頃は手間が掛かるは、日を重ねる毎にヤンチャに磨きが掛かるはで、「これで暫くは開放される」と内心ホッとしたのだが、預けたその晩からホームシックならぬドッグシック(ブルースシックか)に掛かり、1ヶ月後の面会日が待ち遠しかった。
その後は1ヵ月単位で大きく変化した姿しか記憶に無い。
1年後に迎えたジャズは人犬共にブルースを手本に躾て育てたので、4ヶ月〜8ヶ月の成長をこの目で見守ったが、今傍らにいるSoulを見て、改めて「可愛い盛りに預けちゃったんだなぁ」と思う。
そして4ヶ月の訓練を終え、家に戻って来たのが丁度今頃だった。
訓練に出すとはいえ、少なくとも「座れ」「伏せ」「待て」くらいは自分で教えたいと思い、毎日必死に教えていたっけ。
最後まで苦労した「伏せ」も預ける数日前にやっと覚えてくれた。
訓練所に預けたといっても高等訓練ではなくて、家庭犬の基本的な躾と初等訓練(残念ながらCDTは受験しなかった)で帰って来たのだが、素人の私が教えたのとは雲泥の差の完璧な躾が入っていた(後々台無しにしてしまったが:苦笑)
最初の頃こそ感動物だったが、そのうち自分で苦労もせずにそこまでなったものだし、「出来て当たり前」という頭があって褒めてあげないどころか、常に完璧を要求していた。だから出来ないと(やらないと)ボコにしてた。
それはジャズを迎えるまで続いた。
ジャズを迎えてからはかなり優しく接したつもり(特にジャズには優しく接した)であったが、何か事が起こると要領の悪いブルースが逃げ遅れてボコにされた(笑)
ジャズはブルースという防波堤に守られてほとんどボコられなかったんだけど、彼の目には防波堤が見せしめに見えたらしく、恐怖政治の坩堝へと入り込んでしまい人の目を気にする子になっちゃったな。
それとは逆に見せしめ役(笑)のブルースは調教の甲斐があってか?晩年は踵落しを脳天に喰らっても、拳骨を目の前にして目を瞬かせながらも尻尾をプリプリ振るようなドMになってしまった(爆)
Soulが我が家に来たのはジャズが病と最後の闘いをしている真っ最中で、手厚い看病?をする優しい??場面しか見ていないし、Soul自身もパコ〜ン!!とやられたのは1、2回しかない。それ以外は「イイ子ちゃんでちゅねぇ〜〜」と裏声を駆使しての褒め褒め子育てに徹している。
まぁ、私やブルース、ジャズを良く知る仲間には信じてもらえないとは思うが(笑)
本当なんだってばっ!