昨年の有馬記念優勝を最後に引退したディープインパクトの歌が発売された。
私の記憶では歌になった競走馬は、怪物と呼ばれたハイセイコー、栗毛の貴公子テンポイント、連敗で話題になったハルウララ、そしてディープインパクトの4頭だったと思う。
最近は500kg超の大型馬が幅を利かせる中、牡馬でありながら430〜440kg台の小柄な体で異次元の走りを見せてくれた。
主戦騎手の武豊に「この馬は走るのではなく飛んでいる」と言わしめられた名馬だ。
それは1完歩(馬の歩様の1サイクルを1完歩と呼ぶ。特定の一肢が地面から離れてから再び地面に着くまで。この幅を完歩幅という。)が大きかったからか?
ディスクの世界でも、走りの速いWan(特に戻りの時)は飛んでいるように見える。
足の回転の速い、遅いとは別に、何時の間にかスローイングラインまで戻って来ている。
人はどう思うか知らないしディープとは比べようもないが、ブルースもまた飛んでいた。
ジャズは走ってた。
Soulの母は走るのが速いそうだ。でもSoulは飛ぶではなく、まだ走っている。
何時の日か、彼にも飛ぶ日が訪れるだろうか?
因みに馬の足の運びに手前肢(反対側肢よりも遅れて着地する肢)と言うのがある。
それが右ならば「右手前」、左なら「左手前」と呼び、コーナーから直線に掛けて変えたりもする(手前を変える)
これは効き足であって、左右どちらかにより回る方向の得手不得手が決まる。
因みの因みに、ブルースは右手前、ジャズとSoulは左手前である。