昨日の深夜にまた1頭のWanが虹の橋に向けて旅立って行った。
僅か7歳と1ヶ月…何もそんなに急いで逝くことなんてないのに…。
1月の終わり頃、久々にフラッと立ち寄った時に病魔に犯されている事を知った。
月の半ばに変調をきたし、検査の結果腫瘍の種類は分からないが、ジャズと同じく脾臓か肝臓に腫瘍が出来ていて破裂してしまったようだ。手術に依る摘出は避けてWanの生命力に掛けていた。
それから約2ヶ月半ジャズと全く同じ経過を辿って、とうとう力尽きてしまった。
今から4年前、ブルースが辛くもジャパンカップにノミネートされ鳥羽に行った時に、共通の友人でも有った はなさん共々の応援に駆けつけてくれて初対面をした。
まさかネットで知り合った、しかも大阪の人と会えるなんて思ってもみなかったから、ネットやWanの力って凄いもんだなと改めて驚いた。
しかしその時は、ゴルのゴン太君と小梅ちゃん、そしてG・デーンのめぐチャンと会えただけで、フラットのカンナちゃんと今回亡くなった雷蔵君はお留守番で会えなかったんだけど…不思議と会った事があるような気持ちになっていた。
迷信めいた事は否定派の私だが、何故か『そう言えば…どうしてるだろ?』とご無沙汰しているWanの事が急に頭を過ぎり、他の人と話題にしたり、サイトを訪ねたりすると旅立ちの間近だったりする。
そして今日の夕方の散歩の時も、普段は近所では全く目にしないフラットを連れた方とバッタリ出くわした。
何時もなら見知らぬWanとはニコニコしながら擦れ違うだけなのだが、自然とSoulを挨拶させるために近づけて、飼い主さんとも雑談をした。
奇しくもその子も7歳の男の子。
雷蔵君がその子の体を借りてお別れの挨拶に来てくれたのかな?
謹んで雷蔵君のご冥福をお祈り致します。