今日、仲間の一人から写真が送られてきた。
大会とかオフ会で一緒になると、よくB/Jの姿を撮ってくれてた。飼い主には気が付かないB/Jの真剣且つ楽しそうな顔を、ファインダー越しに見続けてきた仲間。
彼の写真にはブルースやジャズの飾りの無い表情が写しだされていた。
満面の笑みでディスクを追い、真剣な顔でディスクを掴み、時に誇らしげに時に悔しそうに戻り、そして再び勇ましく次のディスクを追う。
大会を離れた場面では、屈託の無い笑顔、仲良く寄り添うB/Jの姿。
その全てがお気に入りだけど、中でも一番のお気に入りでHPのトップを飾ったり、遺影として使っている写真を引き伸ばして送ってくれた。
2003年5月6日、SHJin千葉本埜スーパークラス決勝。
ブルースの6年5ヶ月の現役期間で、唯一彼の才能を引き出せた大会だった。
2Rを終了した時点で並み居る強者を押さえトップで決勝に進出した。流石にトリを飾った決勝では、修羅場をくぐってきたクリスママやDARさんのゲームを見て萎縮し、何時ものヘナチョコスローでブルースの足を引っ張り3位に転落してしまった。
スーパークラス初優勝を取り逃がした悔しさより、3位に踏み止まった安堵感の方が強かった。
その180秒の中の一瞬の1コマ。無我の表情に澄んだ瞳、その先に有るものは、その瞳に映し出されていたものは、紛れも無く私の姿であった。
素晴らしい写真をありがとう。
