動物の体って絶えず細胞が生まれ変わっている。それが秩序正しく行なわれているのであれば癌にはならない。
秩序正しくと言うのは、正確にコピーされた細胞が必要な分だけ生まれ不要になったものは死んでいく。そのバランスが保たれていれば健康でいられる。
しかし何らかの要因で、間違ってコピーされた細胞が出現する。いわゆる癌細胞だ。コイツは自己中の塊で、際限無く増殖を繰り返し死にもしない。そして正常な細胞の栄養さえも奪い取り侵略し、しかも栄養を奪う為に自分専用の粗悪な血管を張り巡らすので、それが破れて大量失血し死を早める事もあるし、そうでなくてもやがては宿主である動物そのものを死に追いやる。
このミスコピーされた細胞は、誰でも毎日4〜6千個は出現しているらしい。大事に至らないのは免疫機能が働いて、未然に癌細胞をやっつけてくれるからだそうだ。
実はこれ、今朝のラジオからの受け売り。
http://www.joqr.co.jp/blog/plus/clinic/index.html
我が家はブルース、ジャズと立て続けに悪性腫瘍=癌に犯されてしまったのだが、その一つの要因として「毎日の食事もあるのかな?」とフト思った。
我が家がWanを飼い始めたのは約10年前で、その頃はドッグフード万能と謳われていた。例に漏れず我が家もドッグフード一筋だった。
そこで色々サイトを見て廻り、ドッグフードの功罪も知ったし、とてもショッキングな内容のものも読んだ。
問題なのが防腐剤や添加物や原材料なのだが、もっと混乱させたのが各メーカーによって主義主張が異なる事。
例として、或るメーカーは肉の副産物を内臓であろうと否定しているのに対し、或るメーカーは内臓肉は必要としている。
私の稚拙な考えを述べるなら、本来Wanは肉食で他の動物を仕留め先ずは内臓、そして肉と食べて命を繋いできた。最初に内臓を食べるのは腐り易いせいもあるだろうが、肉食だけでは摂取出来ない栄養を草食動物の半消化の草から補うため。
それが人間と暮すようになってから、徐々に雑食となっていったのではないか?
そして今や彼らの主食となりつつあるのがドッグフード。
彼等が野生であった頃は本能で理に適った食事をしていたのが、現在は人間の知識で理に適うと考えられた食事をしている。
色々と考えられる要因の一つとして、飼い主はWanの命を左右する食事をもっと慎重に選択し、与えてあげなければならないのではないか?