掲示板にも書いたが、昨夜ディスクドッグ界を引っ張ってきたDizzyが旅立って行った。
こうも悲しい知らせが舞い込んでくると、溜息しか出てこないで体中の力が抜け、ついつい立ち止まりたくなる。
しかしジャズを抱えている我が家は立ち止まるわけにはいかない。今度は我が家がジャズの病気と向き合わなければならない。今のジャズは崖っぷちをそろりそろりと歩いている状態で、一歩足を踏み外したり、足元が崩れたら切り立った崖から転がり落ちてしまう。落ちたら最後、二度と這い上がって来る事は出来ない。
このまま慎重に歩いて、少しでも安全な広い場所まで辿り着かせてあげたい。
今日のジャズさんは、トイレの間隔を短くしているにも関わらず失敗してしまった。昨日から水を多く欲しがる傾向からみても、ステロイドの影響が出ているようだ。
しかしそれは、ステロイドを始め薬が効いている証拠でもあり、なんだかホッとする。
昨日は元気の無い事に加え歯茎や舌も白っぽかった。仕事が終わる夕方まで待たずに、朝一番で病院に連れて行ったのが興を奏したようで、夕方に迎えに行った際、診察室から出てきた所で倒れこんだのが嘘のように、今日は元気だけではなく、心なしか歯茎や舌にも赤味が戻ってきた。
大便をした後も状態は変わらないばかりか、ゴハンを食べようと2階に駆け上がろうとして、別の意味でこちらを慌てさせ、間髪を入れずに「待てっ!」で制止させたくらいだ。
決して治る事のない病気。Xデーが日一日と迫ってくる中、少しでも苦しまず、少しでも痛がらず、少しでも笑顔でいさせてあげたい。
先ずは崖っぷちから脱出しよう。その為にも落ち込んではいられない。
今を闘っているジャズにしてあげられるのは、自ら鼓舞し気持ちを奮い立たせ、ジャズの魂を揺さぶってあげる事。