事態は以前として深刻で
新型コロナウイルスはパンデミックであり
世界の感染者は拡大加速し
数日で5万人も増加して25万人を超し
死者が1万人を超えたとのこと
対する治療法もワクチンもまだなく
それができるまでの時間稼ぎをするしかなく
高齢者だけでなく若年層も重症化する恐れがあり
具合がわるくなくても人と接触することで
他人の健康や生死を左右しかねないので
今何が重要なのかについて真剣に考えると
自分にはあまり関係がないと考えないで
感染を防ぐ地道な自粛が大切です。
それで全ての人々のさまざまな行動を
大幅に制限する厳しい世の中になりましたが
社会全体における手洗いと消毒とマスクで
咳やクシャミなどの飛沫感染を予防し
無意識に目や鼻や口に触れないようにして
現在は誰とも離れ会わないように
不必要な外出は本当に控えるべきです。
巣ごもり生活でも電話やメールなどで
さまざまな人たちとはオンライン交流し
パソコンを見ていると今年2月末から
新型コロナウイルス封じ込めの願いを込めて
奇妙な妖怪アマビエのイラストを
SNS上に多くのユーザーによって
投稿拡散することが流行しているようです。
そのSNS上の情報によると
京都大学附属図書館所蔵の
江戸時代のかわら版の文献と画像が発生元で
弘化3(1846)年肥後国(熊本県)の海に
毎夜のように光るものがあり
役人が確かめに行ったところ
海中にすむアマビエと名乗る妖怪が現れ
当年より6年間は豊作が続き
その後に疫病が流行するので
早く私を写して人々に見せなさいと告げて
海中に消えたという
その妖怪の頭部には長い髪があり
顔にはクチバシのような口と
目と耳は菱型をして胴は鱗で覆われ
足あるいは尾ひれは三つ股に分かれた
ゆるキャラな人魚のような絵姿です。
アマビエは予言する伝染の神様として
この絵姿を見ると疫病を封じると
江戸時代に広まった迷信のようですが
現在の閉塞感を気持ちの持ちようで
少しでも心のゆとりに変え楽しめればと
元絵図の姿を改変した自作絵としてでなく
アマビエが言ったように
そのまま描き写しSNSで見せて広めて
疫病終息の機運に祈願するため
厄除け護符として描きました。
尚、同じような護符で拙作絵の
「九星福来開運符」もぜひとも
ご覧いただければ幸いです。

2020amabie,
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