私は日常生活の雑事をしながら楽曲を聴く事が好きだ。どこかでお気に入りの曲が流れると思わず上機嫌になってしまう。マイフェイバリットはラフマニノフのパガニーニの主題による「狂詩曲・第18変奏」は静かな高揚感がたまらない。そして、グリークの楽劇ペールギュントより「ソルヴェイグの唄」の切ないメロディーが心を慰める。その他にもドヴォルザークの「ユーモレスク」は小春日和の穏やかな愛らしい感じがしてなぜか惹かれる。60年代アメリカポップスも好きで、カスケーズの「哀しき雨音」は青春が甦る。浮遊感のあるエンヤやサラ・ブライトマンの歌声を聴くと清浄な気分になるし、千と千尋の神隠しの木村弓の歌「いつも何度でも」や美空ひばりの「川の流れのように」はしみじみと心を温める・・・ミュージックは魂を癒し再生させるようだ。

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