2021/11/12
昨晩のニュースで
寂聴さんご逝去の
訃報を聞いた。
齢(よわい)99歳だから
大往生といってよいが、
それでも、百寿者に名を連ねて
ますます快気炎を挙げるものと
期待していただけに
残念である。
今朝の朝刊には
各界から哀悼の意が
寄せらせていた。
寂聴さんの著書は
良寛の伝記である
『手毬』しか読んだことがないが、
その法話集は愛聴していて
CDやカセットテープで
20本ほどあって
たびたび耳にしている。
講演会などでも、
しばしば
「今、好きな人物は、
瀬戸内 寂聴と曽野 綾子と
佐藤 愛子なんですが…
ババアばっかりなんです」
と言って
笑いを取っていた。
気骨と知性のある昭和女性は
まことに魅力的で、
その歯に衣着せぬ物言いも
快刀乱麻で爽快であった。
愛子センセも98歳、
曽野センセは90歳。
死ぬまで、
知性と好奇心を働かせる女性は
こうも長生きするもんなんだなぁ…
と感心せずにはいられない。
それと、
いずれも戦争体験者であり、
波乱万丈な生活体験者である。
それ故に、
その言説は
重みがあり説得力を持つ。
この昭和三女傑の生き方、
残した言葉は
自分の人生観に
大いに影響を与えてくれた。
ここ数年は、
養老先生の講演やら
出演された番組を
YouTubeで片っ端から視聴している。
ごく最近の語りも
アップされているが、
心臓病を患われてから、
めっきり声のトーンが
落ちてしまい、
あきらかに
手術前の映像と比べると
弱られたなぁ…と、
心配している。
ヨ―ロー先生は、かつて
『志らぎく会』(有志献体の会)の
記念総会に講演に来られたことがあり、
その謦咳に接することができた。
先生のご著書も多くあり、
中でも『唯脳論』は
魂理学研究のテキストとして
今も座右の書である。
先生は
まだ84歳であられるが、
愛猫の「まる」に先立たれ、
ずいぶんと力落とされたと
近著で語られていた。
きのうの勤務先でのお昼には、
カミさんの買ってきた
グリムの「カヌレ」と
「よもぎアンパン」を
珍しくベジ弁と共に持参した。
一週間ほど
16hスタベーション(16時間空腹法)を
体質改善とダイエットのために
実行しており、1sほど
体重が落ちてくれた。
目標は年内に、
あと4sほど落としたい
と思っているが、
朝抜きくらいでは
なかなか簡単には落ちてはくれない。
それでも、
『一日一食』という
三枝さんの本に啓発されて、
自分もそれにトライしてみようと
少しずつ食の制限を進めている。
「食べる」「喰う」ことが
何よりの楽しみだったので、
それを制限するのだから、
どこかでリバウンドが来るのを
危惧しているが、
それでも、あっちもこっちも
痛んだり、数値やらが改善しないので
「やるっきゃないでしょ」
という心境でもある。
今日、明日と
ソーちゃんの
竜王戦「第四局」がある。
予感では、
ここで勝って「4-0」で
完全勝利し、
竜王奪取と四冠達成を
するような気がする。
なにせ、
"かつての宿敵"トヨピーに対して、
ここまで、王位戦、叡王戦、
王将戦を交えて
6連勝をあげており、
対戦成績も「13勝10敗」と
逆転した。
むしろ、
トヨピーの方が、
今や、勝てる気がしない状態にある
と思われる。
なんにせよ、
残り4局のうち1つ勝てば
「竜王」位を奪取できるので、
現在の彼の勝率8割4分、
「先手」勝率9割5分をもってすれば、
確率的には、もはや確定的なのである。
おそらく、
明日の夕方には
史上初の十代「四冠」誕生という
エポック・メイキングなシーンを
見る事ができるだろう。

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