2011/9/19

リコー GXRの新しいユニット  デジタルカメラ
リコーのGXRは、センサーとレンズをひとつのユニットとして交換できるというまったく新しいタイプのカメラです。
すでに2個の単焦点レンズユニットと2個のズームレンズユニットを発売していました。
このカメラが、最近、ライカMマウントレンズなどを装着できる「GXR MOUNT A12」というユニットを発売しました。

これまでのレンズユニットはセンサーとレンズが一体となっていたのに対し、GXR MOUNT A12はセンサーとシャッター機構だけを備え、レンズは付いていません。
レンズとセンサーが一体で交換できることがメリットといっていたGXRなのに、なんと「センサーとレンズは自由に組み合わせていいですよ」というユニットを発売してしまったわけです。
なんともダイナミックな構想。ダイナミックなユニット。ある意味、禁断のアイテム。パンドラの箱(笑)。

このユニットが発売されたことでリコーが当初発表していた、「センサーとレンズを一体化するからこその高画質」という大命題が崩れてしまったことになるんじゃないのかなと心配になったりします。
当初の発表をそのまま解釈すれば、GXR MOUNT A12は他のユニットに比べると高画質ではないということになるのかもしれません。
ですので、「高画質こそすべて」という人は使わない方が身のためかもしれません(笑)。

ですが、このGXR MOUNT A12。
ライカMマウントレンズを持っている人にはこんなに楽しいカメラはないといえるほどに楽しいカメラなのです。
私の大のお気に入りカメラユニットです。

ライカMマウントをデジタルで楽しむにはいくつかの方法があります。
まずはライカM9などのライカ製デジタルカメラを使うという方法。いわゆる王道ですね。
つぎに、エプソンR-D1シリーズを使う方法。(今も現行モデルとして発売されています)
その次が、いわゆるミラーレス機にマウントアダプターを介して、Mマウントレンズを装着するという方法。
一般的にはこの3種類でしょう。
ただし、3番目のマウントアダプターを介するというのは若干無理矢理感があり、正攻法とはいえないかもしれません。(正攻法じゃないのが好きだという人もいるようですが)

そして、今回発売となったGXR MOUNT A12というのは、エプソンのR-D1シリーズの同じような位置づけとなります。メーカー自らがそのマウントを採用して、「どうぞMマウントを楽しんでください」と言っているわけです。
メーカーのお墨付きをもらって、Mマウントレンズを楽しむ。
これがまたいいのです。
(余談ですが、パナソニックのマイクロフォーサーズカメラも純正品として、ライカMレンズを楽しんでくださいアダプターを発売しています。さすがライカ社との協業を謳っている会社だけあるw)

ライカMマウントレンズはすべてマニュアルフォーカスでピント合わせをおこなうレンズです。
ですので、GXR MOUNT A12でも液晶モニターを見ながら手動でピント合わせをしなければなりません。
このときに活躍してくれるのが、フォーカスアシスト機能というもの。(MODE1と2の2種類がありますが、私はMODE1がお気に入り)
いわゆる「ピーキング機能」というもので、ピントが合っている部分が強調表示される機能です。
ピントリングをグリグリと回すと、ピントの合っている位置がハッキリと分かるのです。
これがあれば、非常に高速なピント合わせが可能になります。
しかも、本家本元のライカM9では中央一点でしかピント合わせができないのに対し、GXR MOUNT A12はフレームのどこででもピントが分かります。
マニュアルフォーカスでススッとピントが合う快感。これを思い出させてくれるカメラです。

ちなみに、画質に関してですが私には十分に高画質だと感じます。
特に、画像の精鋭度を落としてしまうローパスフィルターが付けられていないので、
レンズのシャープさをそのまま体感できます。これはM9にも言えることで、レンズの性能がフルに味わえるという良さがあります。

いろいろなMマウントレンズを取っかえ引っかえ装着して撮影を楽しんでます。
50年以上前の古いレンズでもなかなかの味と画質。
M9があればGXR MOUNT A12はいらないのでは?という質問をされたこともありますが、
M9とはちょっと違ったカメラなので、M9とバッティングすることはありません。
M9の代わりにはならないし、逆に、M9がGXR MOUNT A12の代わりにもなりません。
久々に面白いカメラに出会ってしまったという感じです。

ライカMマウントレンズをお持ちの方ならオススメしたいカメラ(ユニット)です。

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こういうカメラってなぜか街スナップで使いたくなるんですね。
特に夕暮れ時から夜にかけての街スナップ。
街ゆく人々の流れを切り撮っていく。
リコーのカメラはやっぱりスナップが似合うのかもしれませんw
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