春です。ぽかぽかと気分のいい天気です。どこかに撮影に行きたいなと思っていたら、天理市内に住む知人から「天理教本部周辺の桜は、隠れた穴場やで。知る人ぞのみ知る桜で、むっちゃきれいやで」とのこと。さらに「ガイドブックにも載ってない秘め桜や」の話を聞き、興味深々で現地へ出向きました。

市内中心部には天理教の本部がありますが、その南側の街路樹の桜です。何という桜でしょうか?板塀に沿ってやや背が低めの桜が続いています。天理本通りを歩いているとアーケードのを横切る道路がピンク色に染まっていました。ピンクの濃さにソメイヨシノを見慣れた工作館にとって驚きの色でした。

ピンクが重なってバックのごちゃごちゃした風景をシャットアウト。まるで別世界のようです。板塀と妙にマッチしていてきれいです。やはり待ち行く大勢の方がカメラを向けておられました。

この桜、よく見ますと、小枝に手毬のように花がついています。日本舞踊に使う小道具のようです。

天理教の病院脇の駐車場に車を止めて本部に向かいます。駐車場の周囲はフェンスではなく白柳の植栽や桜の木で囲まれています。白柳の中に濃桃色の桜が鮮やかに浮き出ていました。

駐車場からブラブラ歩いていきますと、天理教の本殿に入り込みます。天理教のこの施設には塀や門らしきものは一切ありません。誰もが自由に入りることが出来ます、といいますか、普通の道路が本部の中をはしりぬけており、車や人が自由に本部の中を抜けて行きます。

回廊に囲まれた内部に入り込みました。本殿はお寺の七堂伽藍のようになっていて、しかもその回廊が高床式になっています。ですから回廊のの下をくぐってここも出入り自由です。本殿らしき建物の中にも自由に入ることが出来るのですが、中では信者さんが熱心にお参りをされているので、お参り作法を知らない工作館は、ちょっと居ずらい感じがします。観光寺院ではなく宗教施設だとつくづく感じられるところです。

こちらは、聞くところによりますと、天理教の教祖の末裔で天理教の最高位を「真柱さん」というそうですが、そのかたのお住まいだそうです。ここの門脇に咲く桜も見事です。

見事でしょう。工作館も初めて見ましたが、その迫力にびっくりです。真柱さんのお屋敷の塀に沿って植えられた桜が歩道に覆いかぶさりトンネルのようになっています。こちらでも大勢の市民の方がカメラを向けておられました。人通りの戸切れた瞬間を狙ってパチリ。

同じ場所で縦アングルで撮ってみました。どのように撮っても迫力がある写真が撮れます。

ガレージでしょうか。塀と門扉と桜、絵になりますね。

とある門脇に咲くソメイヨシノです。工作館が見慣れた桜の色です。門お前には携行缶を荷台にくくり付けたスーパーカブが鎮座。これから、野良仕事でしょうか。

別席場の前に咲く枝垂れ桜です。別席場と聞きますと、ご存知のない方は野点かお料理を戴くところのように思われますが、実は研修室のことです。信者になるために講義を受けるのですが、天理教ではそれを「別席をはこぶ」といいます。別席場とは別席をはこぶ場、つまり教室のことなんです。その中庭に咲く紅白の二本の枝垂れ桜が見事です。

枝垂桜と別席場の和風建物。建物はもちろん鉄筋コンクリートの建物ですが屋根が平屋根ではなく入母屋の瓦葺になっていていいムードです。

紅白二本の枝垂れ桜を重ねて撮影してみました。手前のほうがほんのり紅色に染まっているのがお分かりでしょうか。

桜の上部を見ますと傘のように広がり、少し下に引きますと滝のようになります。


0