ボケた人をどう介護したらいいか
『男性の社会回想ボケ。』
『女性の家庭内ごちゃごちゃボケ。』
いったんボケてしまうと回復は難しいといわれています。
そうなると、家族は大変な介護生活に追われることになります。
よく作家や有名人が自分の母親の介護に追われてボロボロになった記録を本にしていますが、多少なりその介護のやりかたにも問題があるのでは?と、思います。
とくに、介護をするのが娘の場合、若かったころの母親がついつい思い出され、
『あんなに厳しかった母親がこんなになってしまった』
という思いが強いため「しっかりしてよ!」と言ってしまうのではないでしょうか。
実際、知的な女性ほどボケると落差が大きいと言われています。
若い頃は上品で教養があったお嬢さんだった人が、ボケてしまうと男を見ると自分の裸を見せようとしたりする事は決して珍しくありません。
娘に対して詩集を読ませるような教養あるお母さんだった人がボケてしまうと、思いもよらない口調で話し始めたりという事もよくあります。
それを見た娘は、「お母さん、何やってるのよ、しっかりしなさいよ!」と大声を出して叱ったりしてしまいます。
実はそのような事を続けていくと大変な事になっていくのです。

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