毎年、この時期になると各地で発生する、感染性胃腸炎。
代表的なものは、ノロウイルスによる発症です。
今年は、10月から11月にかけて、全国各地で例年を上回る件数の発症が報告されており、注意が必要です。
ノロウイルスはカキやアサリ、シジミなどの貝類を生、あるいは十分に火が通っていない状態で食べることで感染します。
また、ウイルスに感染した人から二次感染することもあります。
感染すると、1〜2日の潜伏期を経て、急激な寒気や腹痛、吐き気、下痢などの症状が表れます。
症状は1日か2日で治まり、後遺症も残りません。
しかし、症状が治まってからも、1週間程度はウイルスが便と一緒に排出されるため、油断はできません。
感染の疑いがある場合は、すぐに医師の診察を受けてください
予防の基本は食事前、トイレ後の手洗いの徹底

汚れが残りやすい指先、指と指の間、親指の周り、手首、手のしわを重点的に洗いましょう。
また、食材は85度以上の熱湯で1分以上加熱するか、流水でしっかり洗うことが大切です。
調理器具は熱湯で消毒するか、次亜鉛素酸ナトリウムを配合している塩素系の除菌・漂白剤で消毒しましょう。
暮らしくらっしくすより

今年は毎日のようにノロウイルスのことについてニュースが流れていますね。
予防の基本的な手洗いをしっかりこころがけましょう。

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