くろまっくのブログ

ラディカリズムの復権と、まどマギ続編を求め続ける男の魂のブログ

 

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投稿者:くろまっく
お高い本ですが(3800円)、ぜひ伊賀さんや氷川さん、エンジニアの方々には、読んでいただきたいですね。
そして議論のための基礎文献になればいいと思う。

ネットの記事に出てくる数字は、1970年代〜2000年代の平均額です。
やはり、開発単価がありますから、1970年代などは火力の倍近い。そこはおさえないといけませんね。

で、各年代別のお値段。
ざっくりとした数字だけですみませんが(いや、この本のデータはすごいですよ。感動した)。

 1970年代 総単価(発電単価+開発単価)
 原子力 13.57
 火力 7.14
 水力 3.58

 1980年代 総単価(発電単価+開発単価)
 原子力 13.61
 火力 13.76
 水力 7.80

 1990年代 総単価(発電単価+開発単価)
 原子力 10.48
 火力 9.51
 水力 9.61

 2000年代 総単価(発電単価+開発単価) ※2007年まで
 原子力 8.93
 火力 9.02
 水力 7.52

 以上、大島堅一『再生可能エネルギーの政治経済学』p80より抜粋。

 やはり原発は開発単価が高いということですね。1970〜2007年で火力の106倍、水力の14倍、一般水力の27倍。
 2000年代は、火力よりは若干安くなっていますが、たとえば関西電力では、1970年代から一貫して、火力より原子力が安い。これも火力・水力の設備利用が低く抑えられ、原子力の設備利用率が高かっただけです。コストが安くなるのも当然。

 しかし以上のコストも、ほんとうなのか。最大の問題点は、再処理政策(バックエンド処理)のコストが入っていないことですね。原発だけは莫大な費用がかかってくる。

 2004年時点での政府による費用推計が18兆8000億円。しかしこの推計値は、不具合で計画遅延を繰り返してきた六ヶ所再処理工場の稼働率を100%と試算するなど、小さく見積りすぎ。まして今回の事故・被害の補償費用、災害対策費などは入っていない。これは問題だと、さらに突っ込んだ分析をしています。
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