日焼けの後がつらい。寝返りがまだ打てないが、次第にこの痛さが心地よくなってきた。
実は鳥の島へいくことは当地の日本人スタッフのためのリゾート企画であった。先週の日曜日と次回の日曜日の二回に分けて企画されている。職場の連中には特に何も言わずに先週参加したわけだが、日焼けした私の顔をみて面白がっている反面、うらやましがっている様子が手に取るようにわかった。実はこの島、地元の人間にもなかなかいけない秘蔵の地なのである。前回の島行きのときは総務課のメンバーが自分たちのレクリエーションをかねて同行していたので、総務課長にお願いして次回は私の部の部下たちを連れて行かせてほしいと依頼。みんなに行きたいかと尋ねたら一瞬のうちに顔がほころんで「イエッサー」との返答。
来週も私は島へ行き、職場のレクリエーションを満喫することになった。
日焼けの上塗りだ。
日本人スタッフ用の船には当然乗り切れない人数が応募してくることになるだろう。でもさすがに現地の人間、いざいけるとなれば船の手配やら食事の手配などは黙っていても思う存分やってくれる。
降って沸いたような南の島のリゾートをこの2週間で満喫することになる。人ごみにあるれるこの国のほかのリゾート地よりも本質的にいいところかもしれない。

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