2008/6/6

「押江 千衣子」がいい!
以前どこかで花の絵を見て、好きになった。
風景もあったが、そこに広さは感じられず、むしろ近視的観察によって描かれる花が好きだった。
しばらく忘れていたが、たまたま情報を得たら、大きく晴れやかな壮大さで、絵が広がっていた。
見なくては・・・。
14日まで、
西村画廊 中央区日本橋2−10−8
http://www.nishimura-gallery.com
「山のあなたに行けば、見たことも無い新しいすてきですごい絵が描けるかもしれない。と、海外で一人暮らしをし、得がたい経験をしたものの、熊野古道のスケッチと写真から、大阪の自宅で仕上げた絵が、苦しみながらも大きな成果となった」ー押江千衣子
海外での苦労は、並大抵ではなかったに違いない・・・。そこで得たパワーを生まれた地に持ち帰り、熊野という画題で明確な形となったことは、彼女自身だけでなく、取材協力をした熊野の人々にとって、宝物にほかならない。
「山のあなた」「山笑う」は、まさに新しい素敵ですごい絵だった。
吉田晴弥氏も言っていた、「素材は大地に直感は天より・・・皆が嬉しい世の中を作る・・・」
宇宙も足元も見据えて、創造しましょう。
創造はアートのみではなく、人生、大地、世界、宇宙のことです。
「遠回りをしたが私にとっての「山のあなた」はベルギーではなくて、大阪の生まれ育ったこの町だとわかった」-押江千衣子
「み〜んな遠回りしてるんだ・・・よおーし!!・・・」ーし過ぎている私。
でした。

投稿者:ningyomn