ここ2週間ほど、異常にカレーに偏った食事となった。
基本的に平常時には朝食を摂らない生活が学生のころから続いている。1日2食の生活。日本人が1日3食となったのは近世になってからだと聞いたことがあるので、そのこと自体はさほど心配はしていない。医者には怒られてますけどね。
14回の食事のうち酒を飲んだ為に非常に簡単な夕食になることもある。酒を飲むと言っても居酒屋やツマミの豊富な蕎麦屋などで呑んでいるぶんには、色々なものを食べることになるので摂取品目自体は意外と多くなる。
刺身や煮魚などで魚を食べるし、枝豆や空豆、お浸しや酢の物など、普段の家の夕食よりも摂取品目は多いだろう。特に日本酒を飲む場合は身体に良さそうなものを食べていると思う。
これがモルトやカクテルを中心に据えるとがらりと変わる。ほとんど食べない。乾き物で口寂しさを紛らわすぐらいのものだ。アーモンドが血管に良い効果があるとは言っても、さすがにそれだけ食べるだけじゃ必要なものは補えない。
そもそも食事を済ませてから飲めばいいのだが、習性ですかね、お腹がふくれているとスピリッツは飲めない。
そして気持ち良くなると何も食べないで寝てしまうこともある。
そんな日が続くと、さすがに腹が減る。昼夜の食事が朝昼に代わる。
味噌汁に納豆、子供の弁当の残り物の野菜炒めを少し、目玉焼きなどで典型的な日本の朝食となる。これはこれでいいもので、体調も整うような気がする。
そして先日、はたと閃いたアイディアを試したくなってカレーの試作をしてしまいました。しかも2種類。今まで不満に感じていたことを解消できるかもしれないと勇んで作ってしまった。結果は上々で、なかなか美味しいカレーが出来た。これなら、お客さんが来た時に満面の笑みをたたえながら『さぁ、どうぞ』と出せる。
ところがカレーのような汁物は2人前だけ作ると言うのが難しい。インスタントならなんとか出来るのですが、一から作るとなると、どうしても量がないと味が決まらない。しかも量を多く作るほうが、同じレシピに基づいて作っても味が落ちつく。このへんは作る量によって調味を微妙に変化させる技術をもたない素人の悲しさです。と言うことで1種類の試作で10人前は作ることになる。しめて20人前のカレーが出来上がる。
2種類あるから昼も夜もカレーを食べても飽きないんですね。同じカレーを食べるわけじゃないし、もともと好きですから。家族も食べてくれたとは言え、大半は私が食べてしまった。
1週間で14回しか摂らない食事に異常な偏りが出ると、さすがに体が訴えてくるらしい。体のあちこちが痒くなってくるんですよね。ポチッと小さな紅いものが出来ているので、最初は虫に食われたのかと思った。でもこれはビタミン不足のサインだ。(´・ω・`)
酒を飲む人はアルコール代謝のためにビタミンB1が不足しがちになるのに、この食事ですもの。そりゃ、そうでしょ。

サラダなどは食べるようにしていましたが、生野菜なんて実際に食べる量は知れている。煮たり焼いたりしないと必要量を確保するのは難しい。
やっぱりバランスよく食事しないとダメなんですね。一食一食を大切にしたいがために試作した結果がこれじゃいかんよ。
と言う訳で、夏野菜が旨いあいだはカポナータなんぞを作り置くことにしました。
かつて西葛西にあったテスタドゥーラのシェフから教えていただいた一手間で美味しくなるんだな、これが。(^^)
これさえあれば、家でワインを飲みたくなっても大丈夫。
・・・・・結局、どこでも飲んでばっかりか。

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