旦那@八丁堀さんの
ブログに載っていた酸辣丼を食べに築地に行きました。
買いたい魚があるというのが本来の築地行きの理由だったのですが、築地に着いたら『ふぢの』へ直行。
場所は場内の
この辺。
最近でこそ辛いものも食べられるようになってきたのだけれど、以前は苦手だった。
それに酸っぱいものが得意ではない。
酸辣だから、酸っぱくて辛い。
つまり両方苦手な部類。
だけど一緒になると大丈夫なんですね、これが。
酸っぱいのはダメだし、辛いのも得意と言うほどではないのに、酸っぱ辛いのは好きなんです。
不思議なもんです。
店の入ると同時に『酸辣丼ね』とオーダーして着席。
河岸で働いている人達が何人か入ってきたのですが、オーダーはみんな一言『そば!』。
でも厨房の通るオーダーはそれぞれ別々。
マイタトコと呼ばれるチャーシューの枚数が違ってたり、中にはそばと頼んだだけなのに野菜玉子そばが出てきたり。
常連さんの頼むものはいつも同じなので、こうなるんですね。
場内にある喫茶店でも同じような光景に出くわします。
頼み方はみんな同じで『トースト!』。
なのに人によって違うものが出てくる。
よく焼いてあったり浅く焼いてあったり、バター無しのジャム乗せだったり。
こういうのは見ていると面白いです。
出てきた酸辣丼はスープとお新香つき。
熱々で湯気が立ってました。
一口食べてみると、酸味も辛味もそれほど効いてない。
でもこの手の食べ物は、最初のアタックが効き過ぎるくらいの味付けだと途中から食べるのがつらくなる。最後まで食べきって『あ〜美味しかった!』となるようにするには、始めから味が強くてはダメなのです。
ふぢのの酸辣麺は食べたことがないので分かりませんが、もしかしたらラーメンの方は酸味と辛味がもっと強いのかな?
麺にするとスープの量が多いので、もっと『酸辣』が効いていてもおかしくないですね。
酸辣丼は、私がそんなことを思うくらい穏やかな酸辣でした。
それでも鶏がら中心のスープが美味しいから旨味はバッチリ乗ってます。
丼物としては私にはこのくらいの味付けがちょうど良い。
やっぱりシュウマイとビールも頼めばよかった。
この酸辣丼はツマミにもなるんじゃないかしら。
ビールを飲みながら食べると美味しいと思うな。
なんてことはない丼物ですが、なんだか旨い。
結構トロミがついているので、寒くなるこれからの季節には良い感じ。
お腹いっぱいで、満足感のある昼飯でした。

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PS:南砂町のデリー・ダルバールが先週の土曜日からオープンしました。
築地の帰りに寄ってみたら、店頭にメニューが置いてありましたね。
今までとは全く違うラインナップで、かなり充実してます。
酸辣丼を食べた後なので店主に挨拶だけして帰ってきたけど、近々伺おうと思います。

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