今夜、知り合いのバーテンダーから聞いたこと。
けせらんぱさらんの粥は
タイ米で作っている!
やったー!!!
昔の粥が戻って来たことは、ほぼ決定!!
お〜ほほほ、美味い粥が食べられる・・・・・・かも。(酔っているのでテンションが変)
中国粥が出汁で作られることは『けせらんぱさらん』の時に述べた。
粥の味を決めるのは出汁が最重要なのは当然だが、実は香りも大きな要素なのだ。
香港や中国本土に旅行した日本人が、現地の料理を食べるときに感じる違和感の多くが
米の香りだ。
国際感覚的に言うと、日本人が美味いと言う米は香りに乏しいと判断されている。日本以外の米穀食文化圏では、食味も重要だがまず香りなのだ。
インディカ米を日本式に炊くと、日本人にとってはかなり匂う。米の種類が違うのが決定的だが、ジャポニカ米の匂いは蒸らすことで発生する。漫画『美味しんぼ』で有名になった煮取り法は、米を炊くときに煮こぼす方法だ。タイや南インドでは一般的な米の炊き方。中国の米の煮方は煮こぼすわけではないが、特に粥のように長時間煮る場合には、インディカ米の匂いが『良い香り』に変わる。
中国粥は出汁で長時間煮た米の旨味とともに、米の香りが重要なのです。
付合せに生姜の千切りやネギと中国醤油、ごま油を垂らすのも、この香りあってこその相性だ。
ハタの煮付け(青蒸石班魚)を汁ごと飯にぶっ掛けて食べると美味いのも、米の香りがあってこそだ。
もしも本当に『けせらんぱさらん』の粥の米がタイ米の最高級品ならば、店主が『魚沼産のコシヒカリより高い』と言うのも分かる。日本では手に入りにくいからだ。
本当なら間違いなく、葛西・西葛西地区で最高の中国粥になるかもしれない。
私は万難を排して食べに行く。久しぶりにワクワクする!

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