江戸川球場からプールガーデンへの道沿いには、いろんな飯屋がある。
散歩がてらフラフラと歩いた。
『
龍高飯店』は相変わらず込んでる。結構、結構。
少し行くとまた中華屋。龍高と張合うのも大変だろう。頑張って。
さらに進んで、左に行くと『鳥長』だ。焼き鳥と蒲焼の店。
『ぼくんち』の看板が見えてきた。テラスでハンバーグ定食もいいな。
道は左にカーブしていく。
この辺を左に行けば『
はし本』。うな重の香りに包まれるのも捨てがたい。
また中華屋だ。ここは定食屋みたいなところ。そこそこお客さんも入っている。こう見ると中華屋って多いね。ラーメンとレバニラ炒めの店みたいなところ。
『幸寿司』の暖簾が出てない。休みかな?隣りの精肉店で、帰りに鶏ガラでも買おうか。スープストックからカレーを作るのも良い。
そうこうしているうちに『小進庵』。でも、蕎麦なら『
ひら野』がすぐ近くだ。
さて、どうしようか・・・・

そうだ!醤油チャーメンを食べよう。
と言うことで、『
タンメン ケイ』へ。
ここの塩チャーメンはなんと言うこともない。なんと言うこともないが、私は好き。餃子は美味い。かなりジューシー。
ケイのチャーメンが美味いと勧めてくれた人は、醤油チャーメンが良いと言っていた。

頼んだのは醤油チャーメンと餃子。
黄色い平打ちの卵麺に醤油が絡んで美味かろうな。
醤油だけじゃ平べったい味になるけど、炒める際にスープストックも加えるはず。ハムかベーコンなんかも一緒に炒めるんじゃなかろうか。そこに野菜も加えるのだから旨味が増すよね。
なんて考えながら待つこと10分。
醤油チャーメンとほぼ同時に餃子も出来てきた。
この日はたまたまお客が少なかったから、それほど時間差なく出来上がったようだ。

見たところ以前より皮が薄いような気がする。
焼き色はなかなか美味そう。
まずは餃子から。
醤油チャーメンを食べに来たのだけれど、ここのジューシーな餃子は美味いのでこちらが先。
やはり今日の皮は薄い。肉汁も前のほうが凄かった。それでも、充分美味い。
皮もカリッと焼けていてモチッとした部分との違いが楽しい。甘味を感じる餡はよく練れていて、私の好きな食感。
滴る肉汁を撮りたかったのだが、上手く写真に納まりませんでした。
餃子を食べる時に醤油とか辣油、酢を使いますか?
私は全部使うんですが、酢を入れない人は結構いますね。でも、醤油を使わない人はほとんど見かけない。これって、大多数の人が餃子自体に醤油味が足らないと思っていると言うことなんでしょうか。もしそうなら、初めから醤油味を餡に練り込んだらどうなんでしょう。
初めから寿司に煮切り醤油を塗って出してくる寿司屋がありますよね。
あれって、別にサービスでつけている訳じゃない。
『ウチの寿司に合うと思う調味をあらかじめ加えてありますから、どうぞそのままウチが美味いと思う味をご賞味下さい』ということです。それでも好みに合わなければ、醤油をつけて食べることになる。
餃子にもそんなのがあれば面白いと思うんですけどね。
『俺が美味いと思うのはこの味だ。まずは
そのまま食ってみてくれ』なんていう餃子の店。
そんなどうでも良いことを思いながら、今日のお題の醤油チャーメンへ。
まずは一口。
ん? あまい?? その後、少しピリッと・・・・???
醤油味のチャーメンだよね。 でも、あまい?
ちょっと驚いた。この味付けは何だろう? 何かで食べたことがある。知らない味じゃない。でも醤油味って言うのだろうか、これ。
これはこれで美味いんですよ、そこそこ。でもね、醤油チャーメンと言う名前から想像していた味と全く違う。正直、混乱しました。
食べていくうちに気がついた。
これ、回鍋肉の味付けに近いんですわ。不意打ちを食らって、直ぐに思いつかなかった。
甜麺醤 大さじ1 豆板醤 小さじ1 醤油 小さじ2 酒 小さじ1
こんな感じの味付けです。
まぁ、こういうもんなのかな。思い描いていた感じとは違うけど、まぁいいか・・・・でもこれって醤油チャーメンと言うよりは甘味噌チャーメンのほうが的確な表現だと思うよ。
醤油チャーメンを勧めてくれた人に、この甘味噌チャーメン説を話すと 『へ?! 俺がいつも食ってるのは、ちゃんとした醤油味だよ。そんなのは食べたことないな。あそこは人によって、かなり味が違うからなぁ。
そんな日もあるよ、きっと』 なんて言う。確かにいつもの大将は厨房に入っていなかった。
またまた、あの人が勧めるチャーメンとは違うものを食べてしまったようだ。
こういうのも個人店の楽しみといえば楽しみなんだけど、いつになったらお勧めの醤油チャーメンが食べられるのだろう?
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