舞姫(テレプシコーラ)・感想

2007/6/11 | 投稿者: kaya

さきごろ手塚治虫文化賞を受賞し、某新聞紙上で華々しく紹介されていたので どっかで見たタイトルって思った人も少し(100アクセスに2人くらい)はいるかもしれない@@。
美少女姉妹の妹・六花(ゆき)の小5から中3にかけての成長を描いたバレエ漫画というと前時代的少女漫画なのね、と有らぬ誤解を受けてしまいそうなのだけど、なにしろ原作はあの「日出処の天子」や「天人唐草」の山岸凉子さんなので。。。。。

六花ちゃんにはバレエ教室経営者(元バレリーナ)の母と天才少女の姉・千花(ちか)がいる。
小5の時点でのレントゲン診断で180度開脚できない骨格であることが発覚、母は六花に期待をかけることをあきらめるのだけど・・・

技術の高さは当然として、心の強さ、生まれ持った肉体、理想的な体の成長まで持ち合わせることが当たり前の世界。
それに答えようとしていく才能ある少女たち。(おそらく地元教室では天才少女で通っているんだろうな)
不幸な事故による怪我、体質改善失敗による摂食障害、姿の見えぬ嫉妬や悪意。
人間の心の深淵を これでもかと見せつけられてしまいます。

残酷な悪意の正体が(伏線貼りまくりにもかかわらず)最終巻までつかめませんでした。
ベタなドラマにありがちな、むき出しの悪意だったらそんなに怖くないんですけどね・・・ドロドロというより氷点下の世界。

「たしなみ」「趣味」「習い事」の域を超えた世界に、まだ年端もいかぬ少女が身を置くことの過酷さが、残酷さがこれでもか!ここまでやるのか!!、とばかりに表現されています。
私事だけど、私が子供の関わる世界に無知だったのは 少なくとも私にとっては幸せだったのかも。娘の立場からするとわからないけど(==;
おこがましいのだけど かなりかさなってしまいました・・・入院、手術、リハビリ・・・そりゃもうイロイロ

なので気がついたら、千花ちゃん、六花ちゃん姉妹を見守る近所のおばさん気分になって感情移入してしまいました。。。

全十巻で第一部完結しております。
第二部開始前の今がまさに旬(読み時)かもしれませんよー。

第二部は、もう一人の天才・空美(くみ)ちゃん(と、その一家の謎)がからんでくれることに期待。

(追記)山岸凉子さんのバレエ漫画と言えば35年くらい前に描かれた「アラベスク」があるのですが、旧ソ連体制時代を舞台にしたこちらもおすすめ。
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2007/6/13  6:14

投稿者:kaya

当時の友人も、ストーリーは第一部、絵は第二部という人が多かった気がします>アラベスク

性格は・・・う、うーん
千花ちゃん、六花ちゃんはイイコですよ(汗

2007/6/12  21:53

投稿者:舞矢

山岸凉子さん、絵がきれいなので、昔は一時期
ハマったのですが、「アラベスク」の2部あたりから
ドロドロについていけなくなりました。(;^_^A
能天気なトドは、ああも性格のわるいキャラばかり
出てくると、作者も性格悪いのじゃないかと
疑ってしまいます(笑)。

2007/6/12  21:40

投稿者:kaya

そ、それは要所要所おさえてますねー@@;
20世紀少年はまだ1巻しか読んでないんですよー
「ともだち」がこわいです。(==;

2007/6/12  15:24

投稿者:きっしー

「日出処の天子」「天人唐草」「アラベスク」持ってまっせ〜 って、その辺で止まってるし>< 最近ってば、ヒカ碁はもちろん、テニプリとかフルバとか20世紀少年とか、ごったまぜ。さてと、久々に大人買い、いってみます。わくわく

2007/6/12  0:21

投稿者:kaya

>しまさん
おお、それはいろいろお話できそうで楽しみです@@
お忙しいかもしれないけど、お会いできるチャンスも出てくるかもしれませんねー

2007/6/12  0:19

投稿者:kaya

>Shimizuさん
真央ちゃんの下の世代(現小6〜中一)あたりが、まさにあんなかんじかも@@
大変ですよね・・・

チェーザレは読みました@@
下手な読書感想文また書くかもしれません(==;
ジョバンニさまが3巻に至って癒し系になってるなと@@

2007/6/11  21:14

投稿者:しまま

おひさしぶりです。
本文と関係ないコメントいいですか??
ごめんね。
秋田に単身赴任の旦那が
7月から岐阜にいくことになりました。
住むのは名古屋になりそうです。
私らも遊びにいくことになりそう。
名古屋
またいろいろ教えてくださいね!!

2007/6/11  15:18

投稿者:Shimizu

何となく、スケートで持てはやされる真央ちゃんあたりも、あんな子供が日本背負って大変だな〜、と私は思ってしまうんですが、話は全然変わってバレエでもスケートでも少女でもない「チェーザレ」というコミック、これがなかなか濃いのでお薦めです。

舞台はボルジア家でお馴染みの陰謀渦巻く時代のイタリアが舞台。歴史の勉強にもなります。作者は惣領冬実で現在3巻まで出てます。

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