2008/5/7  23:30

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド  diary

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今日の映画は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。

主演はこれでオスカーをまた取ったダニエル・デイ・ルイス。
すごいです。

彼は「マイレフトフット」でオスカーを取ってからその後、


ラスト・オブ・モヒカン The Last of the Mohicans (1992)
エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 The Age of Innocence (1993)
父の祈りを In The Name of The Father (1993)
クルーシブル The Crucible (1996)
ボクサー The Boxer (1997)
ギャング・オブ・ニューヨーク Gangs of New York (2002)

と出演するたびにアカデミー賞がらみになるという恐ろしい俳優だ。
ギャング・オブ・ニューヨークの前には山にこもって靴屋の修行を何年かしていたそうだ。
それをスコセッシが口説いたと。

今回は監督がポール・トーマス・アンダーソンといって、僕は結構お気に入りの監督。
ハードエイト Sydney (1996)
ブギーナイツ Boogie Nights 1997)
マグノリア Magnolia (1999)
パンチドランク・ラブ Punch-Drunk Love (2002)
と作っている。

全部見ているのですが、マグノリアは特によかった。これでトム・クルーズはアカデミー除染にノミネートされたんですから。

今回は脚本も監督が書いてるんです。


今回は今まで群像劇が多かった彼がどんな映画を作るのかが注目でしたが、アカデミーでも名前が挙がるくらいにいい映画になったのだ!

この映画は「ストーリー」が先にある映画ではなく、キャラクターが先にあるという感じでした。
とにかくデイ・ルイスの役の印象がものすごい強い!

でデイ・ルイスじゃなきゃこれは成り立たないし、彼の顔の深さがものを言う。
だからアップが多いのだが、その奥で何を考えているのか、善人なのか悪人なのか分からない部分が、ものすごい!

こっちも同情していいのか反感をいだいていいのか・・・。

ストーリーも普通の映画のようには進まない。
形式は全く違う物になっている。

音楽も古臭い50年代かのような古臭い音を入れているだけ。音楽はない。
それが奇妙な緊張感をデイ・ルイスの顔と共に産み出していく。

話はなんとも複雑と言うか、主人公の人生を追っている感じなのだが、そのままだと終わったときに一体何のための映画なのか?何が言いたかったのか?何を考えて欲しかったのか?はすぐには分からない。

タイトルのように「そこには血があるだろう」という言葉を日本題でも変えなかったところにテーマがあるのかも。

石油の末には血がある・・・。と。
それが、今の時代を反映する。

監督が僕と同じ年というのが、これまた恐ろしい。

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