三浦元社長は自殺と結論 ロス郡検視局最終報告書
12月4日8時15分配信 産経新聞
【ロサンゼルス=松尾理也】1981年のロス銃撃事件で逮捕され、サイパンから移送された直後の今年10月、ロス市警本部内の留置施設で死亡した三浦和義元会社社長=当時(61)、日本では無罪確定=の死因について、ロサンゼルス郡検視局は3日、ベッドにシャツをくくりつけての首つり自殺と断定する最終報告書を公表した。
元社長の死因をめぐっては、独自の検視を行った弁護側が「他殺とみられる」と主張している。一方、検視局やロス市警側は一貫して自殺との見方を示していた。
遺族側は、今後ロス市警などを相手取った訴訟を起こし、法廷の場で真相究明を求める可能性も検討しているとされる。
さて三浦元社長の自殺を持ってこの事件は一気に収束するであろう・・・
一体この「ロス疑惑」は何だったのか?
限りなくクロに近いグレーな事件ではあった・・・
私の勝手な推測だが、
これはほぼ三浦元社長の描いたシナリオ通りであった・・・
だが長年の法廷闘争により、法律へ精通するほどに自身の矛盾
良心の呵責が芽生えていったのではないのであろうか?
そしてサイパンへ渡航を続ければ、
確実に逮捕される事ぐらい分かっていたはずだ・・・
無意識に綱渡りをしていたのかも知れないが、
深い意識の底には捕まりたい、
そして終止符を打ちたいと思っていたのではなかろうか?
今までの人生の葛藤が自殺という結果に追い込んでいったのでは?
そう思えてならない・・・
良く浮気調査のクライアントに言われるのは、
調査の報告書を相手に叩きつけて、
逆にほっとした見つけてくれて良かったと言われたと言うのだ・・・
意外だがこんな案件もあるのだ・・・
罪は犯しても見つけて欲しいという意識は
どこかにあるというコトなのかも知れない・・・。

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