毎年恒例のGW鳥海山スキーツアー。去年は暴風雨に見舞われ消化不良だったので、今年こそは!と向かう。イシカワさんと菅さんが諸用につき参加出来なくなったが、トレランSNSで知り合ったryokoさんを迎えての山行となった。
大平は案の定、天気の回復が遅れガスガスにて視界不良。とりあえず様子見としてテント設営とする。数パーティ降りて来るがやはりパッとしない雰囲気。。。ノモケンからいつも通りウェルカムドリンクをいただく。
今晩のお伴。
ガスは晴れないが、まずは一登りする事として出発!
旧・反射板のあたりまで登り、今日の詰めとする。相変わらずノモケンはスコッチ持参。当然一口二口いただく。
さて、今日の一滑り!
まずまず納得の滑りを終え、ノモケンは仕切り直しでいつものカンパリオレンジを飲み恍惚の表情。当然僕もいただく。
ガスが薄く上がってゆく。ryokoさんは向こうを見て何を思う。
さて今回はテルゾー調理のトムヤムクムとココナッツチキンスープ。相変わらずのワインとスコッチ&ライウイスキー。車中泊の若者ボーダーをゲストに誘い、宴は執り行われた。
翌朝。
青空に向かってゴー!
ryokoさんもゴキゲン。
雪面はエビの尻尾が固まったカリカリのシュカブラで、滑るにはいやらしい雪。昼の気温上昇に期待しよう。
登る。
笙ヶ岳。東面滑降はパスしてまずは外輪山を目指す。
見えた!
進む。
御浜を越え、文殊岳を目指す。滑降ルートを想像しながら登るが、この季節とは思えない白一色の世界に圧倒される。
文殊岳まであと一息だ。
文殊岳の肩に到着。千蛇谷を挟んで新山。
滑降ルートを見下ろす。まずは鍋森に向かって行くのだ!
先鋒ノモケン、スタート!
何処までも滑って行けそうなフラットな斜面。
次はあそこをあー行ってこー行って、、、とルート選定。
大きく滑ろう〜〜
ryokoさんも〜〜
これが有名なノモケン滑り〜〜
蛇石流の沢底にて終了。振り返るとシュプールがはるか彼方から続いている。後続スキーヤー、ボーダーがちらほら。今日のこのルートは我々パーティーが先鋒だった模様。
GWの鳥海山スキーを定番にして10年程経つが、今回程、雪の量と質、滑りの充実感(あまりに快適であっけなかった程だけど)に恵まれた事は無かった様に思う。しかも、初めてのルートであったが、想定した通りの行程で滑れた。
帰路のトラバースからは笙ヶ岳東面が望め、登りには見えなかったシュプールがいくつか刻まれていた。ここままた次回だな。(内心、ヤラレタ!と思ったけど)
駐車場に戻り、時間があったのでノモケンが軽い昼食を作ってくれた。3人とも充足感に満たされた山行でした。
今年もスキー納めは、いつもの石転び沢や門内沢の予定ではあるが、、、二王子もGW後半なら上でそこそこ滑れそうだし、鳥海も6月上旬までなら良さそう、、、う〜〜〜ん。どうする?
(画像は半分ryokoさんからいただきました)

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