「<2020年6月19日・20日公開作> 『ドクター・ドリトル』『ペイン・アンド・グローリー』など」
新作映画公開情報@名古屋
週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! 自分が観たい順に並べています。なお、あくまでも個人的なメモのつもりで続けているブログなので、間違いとかがあっても見逃してやってください。
☆
『ドクター・ドリトル』 <シネマトゥデイ>
児童文学『ドリトル先生』シリーズの映画化。主演はアイアンマンことロバート・ダウニー・Jr!
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆
『ペイン・アンド・グローリー』 <シネマトゥデイ>
ペドロ・アルモドバルの新作。映画監督が主人公だから自伝的内容かな? 主演はアントニオ・バンデラス。ペネロペ・クルスも出演!
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎
『エジソンズ・ゲーム』 <シネマトゥデイ>
電力送電システムをめぐる争いを描いた実録ドラマだそうです。主演はベネディクト・カンバーバッチ!
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎
『デンジャー・クロース 極限着弾』 <シネマトゥデイ>
ベトナム戦争に参加したオーストラリア軍兵士の姿を描いた戦争ドラマだそうです。臨場感が凄そう。
※上映館/伏見ミリオン座
◎
『水曜日が消えた』 <シネマトゥデイ>
中村倫也主演作。曜日ごとに人格が入れ替わる青年が主人公だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎
『悲しみより、もっと悲しい物語』 <シネマトゥデイ>
台湾映画。韓国映画『悲しみよりもっと悲しい物語』のリメイクだそうです。
※上映館/名演小劇場
◎
『在りし日の歌』 <シネマトゥデイ>
中国映画。1980年代から2000年代にかけての中国激動の時代を背景にした家族ドラマだそうです。
※上映館/名演小劇場
〇
『君がいる、いた、そんな時。』 <シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマ
『HERO2020』
ミッドランドシネマ名古屋空港にて上映。
●ドキュメンタリー
〇
『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』 <シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマ
〇
『馬三家からの手紙』 <シネマトゥデイ>
中国の強制労働施設の実態が暴かれる様子を追ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
〇
『インディペンデントリビング』 <シネマトゥデイ>
障害者が1人で生活するための支援を障害者自身が行う「自立生活センター」を取材したドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
三越映画劇場、20日(土)から営業再開するそうです。上映作品は岩井俊二監督の『ラストレター』。
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/hoshigaoka/news_list/news_detail022.html
ユナイテッド・シネマ豊橋に「体感型アトラクションシアター4DX MAXシート」ってのがオープンしたそうです。日本初上陸だって。未だに4DX未経験の自分には、どんな感じなのかイマイチ分かりません。
https://www.unitedcinemas.jp/toyohashi/index.html
6月いっぱい、ユナイテッド・シネマは会員1100円、TOHOシネマズは会員1200円で映画を観られるそうです。まあ、そうしなきゃなかなか客足が戻らないってことでしょうね。
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●観た映画
『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』※超オススメ!
いやはや、素晴らしい。女性の自由が著しく制限されていた時代の物語……ってのは最近多いわけですが、その中でもすこぶる痛快な作品。
シアーシャ・ローナン演じる主人公ジョーをはじめ、登場人物それぞれのキャラの立ちっぷりが素晴らしく、その関係性の変化にウキウキしたり切なくなったりしながら観ていました。
そして圧巻はラスト10分、まさかのメタ構造! あ、ちょっとネタバレになるかな。
ジョーと編集長が「著作権」について語り合い、さらに物語の結末の改変をめぐって意見を戦わせるあたりが最高。つまりは、この映画のラスト自体も観客の好みに迎合しようとした結果である、と宣言しているようなものじゃん。それをこんな形で表現するとは実に見事!
製本の工程を見せてくれたのも、かつて印刷会社で製本作業に関わっていた自分にはうれしいことでした(あれほど原初的で丁寧な製本作業は未経験ですが)。
そんなこんなで、この映画、最後の最後までぎっしりとお楽しみが詰め込まれているんです。これぞ映画。いっそのこと「日本よ、これが文芸映画だ!」という宣伝惹句でアピールしても良かったんじゃないでしょうか。
『15年後のラブソング』※オススメ
もう若いとは言えない年齢になって、それでもまだ青臭さを引きずっている男女の恋愛劇。ひとりの女性をめぐって二人の男が登場するんですが、片やかつて脚光を浴びた伝説的な存在のシンガー、もう一人はそのミュージシャンの熱狂的なファン、という関係です。
<ちょいネタバレ>
この二人、つまり元シンガーと熱狂的ファンが対峙する場面が実に愉快であり、いろいろと考えさせられます。
「あの曲は最高だった」というファンに対して「あれはクソ」と言い放つシンガー。曲が作られた背景を、作り手の色恋沙汰の顛末を交えながら話そうとするファンに対して、明らかに気分を害するシンガー(まあ、当然の反応)。
シンガーに対して怒ったファンは「作品は作り手のものじゃない」みたいな言葉を浴びせます。うん、確かにこれはこれで真実。世に放たれた時点で、その作品をどう評価しようが、受け取った側の勝手ではありますよね。
で、いろいろあってラスト。ヒロインは結局どちらの男を選ぶのか、もしくはどっちも選ばないのか。そう思ってたら、ああ、そっちを選ぶのか!
いや、予想の範囲内ではあったけど、もしもラスト5分を残して画面を止め、どっちを選ぶかみんなで賭けたとしたら、僕は別の方に賭けたと思います。
『コリーニ事件』※オススメ
ドイツ映画。国選弁護人としてある殺人事件を担当することになった新人弁護士が主人公です。事件について深く調べていくうちに、ドイツの過去の非道な行いが明るみに出て……という物語。
法廷で真実が明かされる場面はスリリングかつ感動的。目頭が熱くなりました。
●無料視聴できるオススメ作&注目作
『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』 6/30(火)23:59まで
中国映画。アジア歴代興収入1位の大ヒット作です。ツッコミどころも多いけど確かに迫力あります。
『コンプライアンス -服従の心理-』 7/1(水)23:59まで
アメリカで実際に起きた「少女裸身体検査事件」の映画化。観ていると「なんでそんなんで騙される?」とも思いますが、実際に同じ目に遭ったら自分も騙されるかも。
『ランボー 最後の戦場』 7/2(木)23:59まで
もうすぐ完結編が公開されるわけですが、この作品の時も「最終章」と宣伝されていました。
『ゴンドラ』 7/16(木)23:59まで
これは未見。1980年代の日本映画です。以前から気になっていました。
●読んだ本
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
昨年のベストセラー。評判になるのも当然の面白さでした。
驚いたのは、ブレイディみかこの息子さんがすごく聡明なこと。読む前は、表紙の絵の印象からやや不良っぽい少年かと思っていたんですが、めちゃめちゃ良い子じゃん!って、こんなことを書かれたら当の本人はものすごく嫌がるでしょうが。
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無観客での配信ライブを行うミュージシャンが増えてきましたね。僕はまだ未体験なんですが、この2つは視聴しようかと検討中です。ただ、自分のネット環境でちゃんと視聴できるかどうかが不安。
◎高橋徹也 6/27(土)
https://ameblo.jp/tetsuyatakahashi/entry-12604889093.html
◎奥村愛子 7/3(金)
http://okumuraaiko.com/archives/3762

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