徐々に寒さを増してきていますが、みなさま風邪などせず、楽しくバイクに乗っていらしゃいますでしょうか?
私は洗車しよう洗車しようと思いつつ、まだできてません・・・
さて、今回は先日まで開催されていた、東京モーターショーにも展示されていた、ヤマハの
MT-07について少し書きたいと思います。

先に話題となった、MTー09の弟分にもあたるMTー07
その前にMT-09は、モタード愛好家達から注目度が高いという噂を耳にしました。
雑誌などのインプレッションでも、
ジャジャ馬的な事が書かれている記事が多かったです。
それだけ、アクションライド的なアクティブなマシンなのかなとも思います。

さて、
MTー07、車名の数字は排気量を表しています。つまり、700cc(実際は689cc)昔の750くらいに位置するバイクです。
ですが、今の
大型ミドルと言われる、
600cc〜800ccくらいのモデルは、日本でいうところの400cc的な存在で、日常での扱いやすさを重視したモデルが多いです。ただスーパースポーツの600ccはレースカテゴリーがあり、それに出るためのマシンですので、かなりスパルタンですが。
という事で、このMTー07も兄貴分のMT-09に比べ、デザインはほぼ同じですが、少しおとなしめの造りとなっているようです。
まず、エンジンが09は
並列3気筒に対して、07は
並列の2気筒になります。
と言っても09と同様に
クロスプレーンクランクを採用しているので、扱いやすいだけでなく、面白いエンジンになるのではないかと思っています。
また、フロントフォークが09の倒立に対して、07は正立を採用しています。このあたりはコストダウンなどが図られているのかと思われます。

今の若い人達が生まれた頃の時代の若者はレプリカブームで、レプリカこそバイクという思想があって、メーカーもライダーも行き過ぎた結果ブームは去り。
その後の若者の傾向は、バイクは大きいほどカッコイイというネイキッドやアメリカンブームとなりビックスクーターなんかもブレイクしました。
そして現在のバイクは、エンジンなども4気筒モデルが小排気量では少なくなり、バイクの見た目が小さくなりました。これは見た目を気にする人達のあいだでは不評になることもあるんですが・・・
GPマシンなどを見たことがある方はわかるかもしれませんが、バイクはコンパクトな方が良いのではないでしょうか。(積載性とかはなくなりますが、走りをメインと考えれると)
特にバイク初心者の方は「
重さ」がネックになってくると思うんです。
4気筒などのエンジンは、2気筒と比べると張り出しもあり、重くなります。
それに比べ2気筒はスリムになり、車体のスリム化にも貢献し足つき性もよくなる場合があります。
またエンジンが4気筒よりは軽くなるはずなので、コーナーでの切り返しなどが楽になります。
デメリットはパワー面で同排気量の4気筒より馬力が低いという事でしょうか。
で、私が思うに、いろんなバイクの形があってこそ良いと思うんです。
バリバリの走りを求める方は、スーパースポーツを選べばいいし、大人のツーリングを求める方はツアラーを選ぶという選択肢もあるし、便利性ならスクーターなんかもアリで、バイクというのは車と比べて、幾分車体自体の方向性が強く、妥協点もいくつか出てくるものですが、それは趣味的なものと割り切るしかないと思います。その分、選択肢の幅が広くなれば無限の楽しさが広がると思うんです。やっぱり、バイクの主役はライダーだと思うので
というわけで、09も07も気になっています。がまだ日本での導入の発表はありません。
最後にヤマハの2013年東京モーターショーのページをリンクしておきます。
「
ヤマハ最高」<ちょっとヨイショしてみましたクリックでジャンプします。
行けなかった方もパンフレットのPDFファイルとかもあるので見てみるのはアリかと思います。
それでは、本日もご観覧いただきありがとうございました。

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