冷え込みも続き、師走で忙しく、イライラしている方も多く見かけるようになった今日このごろ。
今年も終わりかって実感が強くなってきました。とはいえ、まあ11月が12月になるようなもので、12月が1月になった程度の感覚ですが、嫌なことをリセットして新たなスタートのタイミングと私はいつも考えるように心がけています。
さて、今回は
Triumphの
タイガー800(予約はすでに始まっているようですが、発売は来年なので2015年モデルでいいのかな・・・?)
Triumphでタイガーというバイク、日本ではどうなんでしょうか?
私は、運良くアドベンチャー好きな友達がいたので、タイガー(1050)というバイクを知ることができましたが、それまではトライアンフといえば、映画Mi2で見たスピードトリプルかデイトナくらいしか知りませんでした。
ただ、
デイトナには思いれがあり、免許取りたてで、全くバイクを知らなかった頃にバイクカタログを見ていて、めっちゃ欲しかったバイクでした。(デイトナは、今の現行の675もカッコいいと思いますが、かなりスパルタンな乗り味らしいので、私が芋を引いてます)
その中で、800ccという海外ではミドルレンジの排気量のタイガー800はどれくらいの認知があるのでしょうね?
概ねビックネームな外車以外は、知る人ぞ知るというのが、バイクでも車でもあると思います。なので知らなくて損をするなんて事もあるかもしれません。
日本人気質と言うのか、
アドベンチャー系でも人気があるのは大排気量車が多い気がします。
見た目はゴツくて所有欲も満たしてくれそうですが、とにかく重量車なので重いのがネックになるかもしれません。
ロングでツーリングするなら最高の1台だと思いますが、ちょっと近場の移動手段としては気疲れするかもしれません。
1台で何かに特化した特性はなくてもオールラウンドで使える、それが大型の中のミドルレンジ車両に多いと思います。

たしか、
タイガー800には2種類の車種があったと思います。
ロード寄りのXRとオフよりのXCというグレードです。
そして今回の新しいモデルでは、それぞれの名前の後にxが入りました。
XRxとXCxです。
さて、そのxは何が新しくなったのか?
それは、前回書きました、
電子制御が搭載されました。
その内容は、電子制御スロットル、切り替え式ABS、トラクションコントロールなそうです。
(私は内容を説明できないので、内容を以下にコピペします)
スロットルマップは4種類(レイン、オンロード、スポーツ、オフロード)が用意され、走行状態と天候に応じた最良のセッティングを選ぶことが可能に。 また、ライディングモードも3種類(オンロード、オフロード、ライダーモード)が設定され、モードを切り替えることでABS、トラクションコントロール、スロットルマップが自動的に設定され、シチュエーションに応じた最適なライディングが得られる仕組みになっています。ちなみにライダーモードでは、ABSとトラコン、4種のスロットルマップをライダーの好みで任意に設定できるなど、より細かなニーズに対応できる仕組みとなっているそうです。
さらに、
クルーズコントロールもついているそうです。
車ではおなじみのボタン操作で設定速度まで加速して、速度を維持する装置です。主に高速道路のようなゴー&ストップの少ない場所で使う感じのものですね。
バイクってどうなんでしょう?2輪という特性上、自動的に加速されると怖いような、まあ慣れなのかもしれませんが・・・でもスロットルにつけるオートではないですが、アクセル補助系のアイテムってツーリングだと便利ですよね。
私も名称をど忘れしてしまったのですが、スロットルにつける、靴べらのような形状の物を使ってます。
手首が疲れてきたなぁという時に重宝しています。アクセルを開ける時もひねるというより押すという感じでできるので疲労低減には貢献していると思います。
そして、ロード向けのXRxには、今回、足回りも強化がなされているそうなので、よりロードバイクとして使えるアドベンチャーと言えるのではないでしょうか?

タイガー800のエンジンは、トライアンフの1つの核である3気筒エンジンを搭載しています。アドベンチャモデルですので、もの凄いパワーがあるとかではないのですが(95ps)、3気筒エンジンの特性と合わせてツーリングペースでは扱いやすいと思います。
あと、アドベンチャモデルですので、車重は200kg以上はあると思います。足つき性もシート高は800mm以上はあると思いますので良いとは言えないでしょう。
しかし、3気筒エンジンなので4気筒に比べれば、跨った時の車体はスリムに感じると思います。
私が思うに、バイクというのは自分の体の中に収まる感じが高いものほど自由度も上がり頑張らなくても乗れる気がするんですよね。
世の中、盗難などもあるので、そう簡単にはいかないものですが、バイクは手軽感もある方が良いと思うわけです。装備を着用して跨ってキーをオンにしたらスタートできるような・・・
バイクが重たいとか、高額とか、パワーがありすぎるとか自分に制約事項が多くなると、それが気後れして乗らなくなる傾向って多いと思います。(私の周りでもそういう人多いです)
個人の持ち物ですから、ああだこうだは言えないのですが、なにか勿体無い気がするんですよね。
私は、バイクも1つの動く道具として楽しんでしまった方が良いという考えを持っていますね。
だから、このような800cc前後で、言語道断のパワーや重さがなく、スーパースポーツ系のようなスパルタンでもなく、通勤からツーリングもこなせるようなオールラウンドなバイクていいなと思います。
勿論、バイクの楽しみ方なんて人それぞれですので、自分の意思で欲しい物を買い、その後の楽しみ方も自分で決めるのが正しいと思いますが。
忘れるところでしたが、最後にお値段を掲載しておきます。
タイガー800XRx (8%税込価格144万9千円)
タイガー800XCx (8%税込価格164万円)
と、電子制御がついているだけに高額なんですよね。
あまりそんな電子制御物いらないよという人のために、一部の機能を非搭載のエントリーモデルが約20万円安くで受注生産になるようですが、ラインナップされるようです。
価格表の定価を見ると、こんなものかなって思うのですが、消費税込み価格になると驚く値段になりますね。
10%になったらと考えると恐ろしいですね。
車やバイクは贅沢品でありますが、もうちょっと考慮して欲しいですね。
購入時の消費税以外に、多くの税金を購入後も払っていくわけですし。
1つの国の収入源でもあるガソリン税も、HVやEVがすすんで厳しくなっているかもしれませんが、それでも乗り物がいる地域もあるわけですから、良い方向で考えてほしいと願う今日このごろです。
そんなわけで、本日もご観覧いただきありがとうございました。
凍結路面注意して、人気の少ない峠道は避けて安全に年越しを。

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