10月も終わりで秋の交通安全月間も終わりということで・・・
きっと何度も同じようなことを書いていますが、懲りずにまた書きたいと思います。
それは、とある知人が言った言葉
「
最近のバイクは安全性の向上にメーカーが力を入れていて面白くない」
という言葉でした。
電子制御や最近ヤマハから発売されたNIKENなど、バイクに新しい方向性が加わろうとしている時代だと思います。
知人は、バイクはリスクのある乗り物、だから安全面ばかりでは面白みが半減すると言います。
私としては、ひたすらバイクに乗り、いろんなバイクに乗り換えてきた経験から言うと・・・
「
安全性の向上は、バイクを面白くする」と思います。
とはいえ電子制御は車ではかなり昔からついていて進化も最終段階くらいになっているかもしれませんが、バイクにはようやく実用レベルに使えそうなくらいになったかなて感じです。スーパースポーツなどは凄い機能がついてますが・・・
電子制御というと、自動であるという考えがあるのかもしれません。
電子制御は自動ではなく、補助でしかないんです。
例えば、何か重たい荷物を台の上に載せようとするとします。
電子制御が面白くないと考える人は、置いている荷物を勝手に台の上に載せてくれるという考えをもっているかもしれません。
残念ながらまだまだ、今はそこまでではないんですよね。
あくまでも補助装置なので、上に載せようとしたところに誰かが手伝ってくれる感じなんですよね。
ただ、これは人が手伝いに来るのと同じで、助かると感じる場合もあれば、足手まといと感じることもあるのは事実だと思います。
でも、私も仕事なんかでよくあるんですが、手伝ってほしいなぁて感じること
バイクもそういう時があるんじゃなかと・・・
で、GPのマシンには、最先端の電子デバイスが搭載されています。
日々トレーニングをして、限界の走りをするライダーもそういった機器を利用しているわけです。
なので、安全面だけでなく、電子制御は可能性を広げるツールだと思っています。
レーサーは、無茶苦茶に攻めているわけではなく、そういう方ほど安定性を重視していると思います。
なので車体に不安を感じたらすぐにピットに入るなどしているのではないでしょうか?
レーサーの話をして言うのはなんですが、しょぼいレベルの私も不安を感じたらそれ以上のペースを上げることはできませんし、怖くてよりペースを落としてしまうこともあります。
自分はもっといけるのにとフラストレーションになることもあります。
それを補助してくれて、もう少し先までいけるのも電子制御だと思いますし、余計なことをあまり考えないでただ走ることだけに集中できるのもデバイスの効果だと思います。
ABSも同じく、できる人ならブレーキロックをしてもコントロールしたり安全に止めることができるかもしれません。
でも、初心者の方がブレーキロックして、車体がスライドして焦ってブレーキを解除したら、ハイサイドという大きな事故になる可能性もあります。
力技ではなんともできないこともバイクでは存在します。
なのでコントロールは必要不可欠な存在です。
車体コントロールをやりやすく幅を広げてくれる補助があることは安全面にも役立ち、さらに走りの幅を広げるのではないかと個人的には思っています。
とまた同じような内容をグダグダと書いてしまいました。
本日もご観覧いただきありがとうございました。
今年も残り2か月で寒くもなりましたが、楽しく事故なくバイクライフを送りましょう。

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